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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

丸いライトが個性的! 自分だけのカスタム車
クラウドエイト 代表 林直也

 
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インタビュアー 鳥谷敬(野球解説者)
鳥谷 カスタマイズした自動車とパーツの販売をしているクラウドエイトさんにお邪魔しています。店頭にある丸い形のヘッドライトが印象的なこちらの車は、クラウドエイトさんのオリジナル車とうかがっています!
 
林 はい。プロボックスとデリカをベースに、オリジナルの丸目キットを搭載した「CAMP BOX(キャンプボックス)-01」、「CAMP BOX(キャンプボックス)-02」の販売を主軸にしておりまして。そのほか、ウィンカーやタイヤ、シートカバー、ホイールなどの各種パーツの販売や、塗装も行っています。私は板金屋としては今年2022年で12年以上の経験がありますので、外装から内装まであらゆるカスタマイズが可能ですよ。
 
鳥谷 長年の経験や実績をお持ちということでお客さんも安心ですね! どういった経緯でこちらの事業にシフトされていったのか、また、丸目のヘッドライトへのこだわりについてなど、詳しく話をお聞きしたいと思います。
 
林 以前までは板金屋のような形で、下請けとして車に関する発注に忠実に応え続ける業務をメインに行っていたものの、次第に「自分が好きなものを自由につくってみたい」という思いが大きくなり、今の事業をスタートさせたんですよ。丸目ライトにこだわったのは、自分が乗りたい車をつくりたかったからですね。今の車はどちらかと言うと、強めな印象のヘッドライトが多いので、自分の父親が昔乗っていたような、丸目で優しい雰囲気のクラシックな車があったらいいなと思ったのがきっかけです。
 
鳥谷 それだけ長く下請けをされてきたということは、信頼されるだけの高い技術がある証だと思います。新たな挑戦とはいえ、経験豊富でたしかな腕もあって、頼もしい限りです。プロボックスとデリカをベースにしているのには理由があるのですか?
 
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 プロボックスは私自身もユーザーとして、走りの良さを実感してきました。もともと社用車としてつくられているため、積載量、走行距離、燃費のいずれにも優れており、キャンプの相棒として愛用する方もいらっしゃるほど頑丈なんですよ。また、安価な自動車税、シンプルな構造がゆえにカスタマイズしやすいのもポイントです。プロボックスをカスタムした「CAMP BOX-01」を発売すると、コロナ禍によるアウトドアブームもあり、大きな反響がありました。キャンプ用品はそろえたものの、高価なアウトドア車には手が出ないという方にとっての選択肢の一つになったようです。同じくアウトドア車として人気の高いデリカをカスタムした「CAMP BOX-02」を新たなラインナップとして発売し、こちらもご好評いただいています。