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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者をお客様と呼ぶ デイサービスの改革者
有限会社ロッシュ・ジャパン 統括部長 志田健治

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 滋賀県甲賀市で通所介護・居宅介護支援事業を手がける有限会社ロッシュ・ジャパンの志田統括部長。まずご経歴を教えてください。
 
志田 私は長く、製造業の大手メーカーに勤務していました。品質管理や生産管理を担当していましたが、三交代制の勤務で顕微鏡を覗いてばかりの毎日に疲れ、転職を決意したんです。2011年、創業したばかりの弊社に施設管理者として就職しました。お客様の笑顔を間近で見られる毎日に大きな喜びを感じているところです。
 
タージン お話を聞くだけで、今のお仕事にイキイキと取り組んでいることがうかがえます。施設の特徴を教えていただけますか。
 
志田 弊社では現在、デイサービス「憩々」「楽々」「祭々」と「ケアマネステーション憩々」を運営しております。弊社の施設は「入浴付きリハビリ成果報告型デイサービス」と称し、お客様の機能訓練の結果を毎月ケアマネジャーさんにご報告するなど成果主義を貫いています。また、スタッフのワークライフバランスを重視し、安定した雇用を生み出すこともテーマなんです。スタッフがハッピーでなければお客様もハッピーにはなれませんからね。
 
タージン 労働環境をよくすればサービスの品質も上がりますよね。介護事業者向けの経営セミナーにも力を入れているとか。
 
志田 はい。私は介護業界に転職後、当時、全国デイサービス事例研究所所長で、現在は大阪府和泉市議会議員である垰田(たおだ)英伸先生に師事し、赤字続きだった弊社を立て直しました。垰田理論の後継者として、介護事業者が稼働率をアップさせ、業界を生き残るためのセミナーを開催しています。
 
タージン 利用者さんのことをお客様と呼んでいるのにも、意図がありそうです。
 
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志田 ええ、対価を払ってサービスを受けていただくのだから「お客様」と呼ぶのは当たり前という考えです。ですから、お客様に馴れ馴れしい口調で話しかけるなどはせず、親身に寄り添いながらホテルで受けられるような接客を徹底しています。それが「志田スタイル」の働き方です。実は、2023年1月には4店舗目のデイサービスをオープンする予定なんですよ。人生の先輩であるお年寄りの介護に欠かせないのはチームワーク。弊社では輪を乱さず全員で介護に取り組める人材を求めています!
 
タージン お話が上手な志田統括部長は、今後も介護業界を盛り上げてくれる方だと実感しました。さらなるご活躍を期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事が人間を選ぶのではなく、人間が仕事を選ぶもの。ですから、嫌々やっても状況は変わりません。効率化や改善策を考えながら試行錯誤しながら取り組めば、楽しめると思います。強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。
(志田健治)
 

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有限会社ロッシュ・ジャパン

〒528-0058 滋賀県甲賀市水口町北泉2-84

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