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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ワイン初心者に優しい店 伊産中心に各国から厳選
IN VIAGGIO オーナー 岡田光生

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 神戸市灘区の「IN VIAGGIO(イン ヴィアッジョ)」さんはワインショップということで、店内の壁という壁を埋め尽くすワインボトルに圧倒されますね! こちらには全部で何種類くらいのワインがあるんですか?
 
岡田 今は230種ぐらいでしょうか。イタリア産をメインに、フランス・スペイン・アメリカなど主要国だけでなく、ギリシャやルーマニア、スロヴェニア、クロアチアなどさまざまな国のワインを取り扱っていますよ。
 
濱中 岡田オーナーはワインの銘柄に精通しているだけでなく、やはりご自身でもよく飲まれるのでしょうね。
 
岡田 以前はイタリアワイン専門の輸入会社で働いていたので知識はそれなりに蓄えてきたものの、実はお酒には弱くて・・・(笑)。とはいえ、お客様に説明するためには、やはり飲まなければ覚えられないので、輸入会社の時代からいろいろなワインを飲んでは少しずつ勉強する毎日でした。
 
濱中 勉強熱心なのですね! こちらのお店をオープンするに当たっての、店づくりのコンセプトや、想定したお客さんの層などについても詳しくお聞きしたいです。
 
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岡田 IN VIAGGIOという店の名前は、イタリア語で「旅の途中」という意味です。遠い国の畑で育ったぶどうがワインになってはるばる日本のショップまで運ばれてきた過程を旅になぞらえて、こう名付けました。誰かが買って飲んでくれた瞬間がワインたちの旅の終着点だとしたら、ここにあるワインたちは、もうゴールの直前まで来ているものの、まだ旅の途中であるという思いを込めました。当店の品ぞろえは1000円台から3000円台が中心ですので、あまり詳しくない初心者の方にこそ気軽に飲んでいただき、ワインが良い旅のゴールを迎えられることを願ってこの店をオープンしました。
 
濱中 旅の途中ですか。ロマンを感じさせる素敵な名前だと思います。ワインと聞くと、私はテレビなどで紹介されるプレミア価格の高級品のイメージが強いせいか、つい構えてしまうというか、気後れしてしまうところがあるんです。だから、手ごろな値段の商品が多いのはありがたいですね。
 
 
 
 

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