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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

現場目線でニーズを探り お客様の課題を解決!
株式会社ミカタ 代表取締役 足立好德

 
プロフィール 兵庫県出身。船舶関連資材を扱う商社で社会人としてのキャリアをスタート。海外相手の仕事を多く経験し、広い視野や高い対応力を身につける。2012年に個人事業としてミカタ商事をスタート。2019年5月に法人化して、(株)ミカタに至る。行く先々で直ぐに友達になれる人懐っこさや高いコミュニケーション能力を事業にも活かし、顧客からの信頼も厚い。【ホームページ
 
 
 
大型貨物の輸出入からEC商品などの身近な宅配業務に至るまで、私たちの生活を支えている物流業。グローバル化した現代においては業務スピードや安全性が高いレベルで求められるようになり、昨今では環境への配慮も求められるようになった。高度化する物流業の世界で、株式会社ミカタを運営する足立好德代表取締役は、現場の声に耳を傾け、潜在ニーズを嗅ぎ出し、ソリューションを提供している。そんな足立社長に、ビジネスに対する思いや大切にしていることをうかがった。
 
 
 

現場仕事を楽しみながら対応力を培う

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 兵庫県丹波篠山市で物流資機材の輸出入販売業を営む、株式会社ミカタさん。まずは、足立社長のこれまでの歩みからお聞かせください。
 
足立 社会人としての第一歩は、船用品を主に扱う商社でした。船を動かすには乗組員の食料からエンジンのパーツまで約6000種類の商品が必要なんです。それらの商材を船舶が停泊している限られた時間内に提供する仕事、しかも船とのコミュニケーションはほとんどが英語だったので、現場対応力だけでなく語学力も養われたと思います。その後、2~3社を経て、最後に勤めた会社もすごく楽しめる職場でした。「ゆくゆくは社長を」との話もいただきましたが、指示を出す側ではなく、現場の第一線で動き回っている方が自分に合った生き方・働き方と思い、独立を決意したんです。
 
濱中 野球で言うとプレイングマネージャーですね。社長になるチャンスより、自分が楽しめる働き方を選ばれたところに情熱を感じます! 株式会社ミカタという社名にはどんな意味が込められているんでしょうか。
 
足立 近江商人の「三方(さんぽう)良し」の精神をモットーに、読みをミカタにしました。お客様の「味方」、世の中の動きを読む「見方」、お客様に徹底してケアさせていただく意味での「看方」。そうした思いを込めています。漢字を当てはめてしまうと意味が固まってしまうので、カタカナにしたんですよ。
 
濱中 なるほど。お客さんへの熱意や思い、仕事に取り組む姿勢が伝わる名前ですね! それでは、気になる商品の話をうかがいたいと思います。
 
 
 
 

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