
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
野田 私は、プラモデルなどものづくりが大好きな子どもでした。初めての就職先は電気メーカーだったものの、いつか自分の家を自分で設計したいと思い、工務店に転職して、働きながら二級建築士の資格も取ったんです。建築設計に携わりたい気持ちを抑えられず25歳で弊社の現会長に入社を直訴し、拾っていただくことになりました。
濱中 御社の歴史についても教えてください。
野田 弊社は1971年に現会長が創業し、今年2022年で50周年を迎えたんですよ。私は33歳で一級建築士の資格を取り、30年余り一従業員として務めさせていただきまして。会長のご子息であられる2代目社長を支えつつ共に会社を支えてきたものの、残念ながら2代目の社長が早逝し、2020年に先代の遺志を継ぎ私が3代目に就任しました。現在、弊社は滋賀・京都・三重を中心に、保育園・幼稚園・学校などの教育施設や工場・福祉施設・文化施設・商業施設などの建築を、企画から設計・施工管理まで、トータルでご提供しています。
濱中 施工事例を見ると、とてもおしゃれな建物ばかりですね。
野田 ありがとうございます。弊社はコンクリートのほか木造建築の設計も得意としておりまして。特に大切にしているのは、デザインと機能のバランスを取ること。そのためにもコミュニケーションを重視して、お客様が本当に求めているものをくみ取るよう心がけています。お客様に喜んでいただけて地図にも残る建築の仕事は本当に楽しいですね。
濱中 笑顔が素敵な野田社長からは、やりがいのある毎日が伝わってきます。未来を見据え突き進む御社の、今後の展望をお聞かせください。

濱中 若い人材の活躍は周囲に刺激を与えてくれますよね。社内の活性化を進める野田社長のお取り組みが実を結ぶよう、私も応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
ご縁を大切にしてきたので、そのご縁がどんどん広がって新しいご縁につながっていくのが楽しいですね。それと、仕事と趣味の両立が大切だと考えています。仕事ばかりだと気持が失せてしまいがちです。スタッフにも休日は趣味で発散させて、明けからの仕事も楽しんで励んでもらいたいと考えています。
(野田昌生)