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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

飲食業とヘアサロンで 丹波の発展に貢献する!
株式会社SOWL 代表取締役 園田浩之

 
プロフィール 兵庫県出身。製材所に勤めながら、夜間にファミリーレストラン「トマト&オニオン」でアルバイトを始める。飲食業にやりがいを見出し、製材所を退職。その後、飲食業での独立を見据え京都で修業を開始するも、トマト&オニオンから請われる形で社員として復帰し、キャリアを積んだ。2019年に(株)SOWLを立ち上げ、トマト&オニオン柏原店の経営、現在はヘアサロンの運営も手がける。【ホームページ
 
 
 
「トマト&オニオン」柏原店とヘアサロン「slow(スロウ)」を運営し、兵庫県丹波市で地域貢献を旗印に掲げ躍進する企業、株式会社SOWL(ソウル)。代表取締役の園田浩之氏が挑むのは飲食店のイメージを覆す、“苦労のない”経営だと言う。それを実現するために魂でぶつかる情熱的な姿勢を貫く園田社長は、飲食業と出合い人生を切り開いた経験を若者に伝え、夢を持ち挑戦することの大切さを広めたいと熱く語ってくれた。
 
 
 

飲食業に魅了され「トマオニ」の店長に

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県丹波市の株式会社SOWLさんは、ファミリーレストラン「トマト&オニオン」柏原店やヘアサロン「slow」の運営を手がけているそうですね。さっそく、園田社長のご経歴から教えてください。
 
園田 私は18歳のとき、丹波市内の製材所に就職しました。その後、20歳からはトマト&オニオンでアルバイトも始めたんです。昼は工場、夜は飲食店のダブルワークをしたのはお金を稼ぐためでした。ところが、接客の中でお客様の喜ぶ姿を見るうちに、飲食の仕事がどんどん楽しくなっていったんです。すっかり飲食業に魅了され、7年で製材所を退職し、32歳のときにはトマト&オニオンも辞め、本格的に飲食業を学ぼうと、京都のイタリアンレストランで修業を始めました。
 
狩野 その先には、独立を見据えていらっしゃったのでしょうね。
 
園田 はい。しかし、2年後にトマト&オニオンのオーナーから「どうしても戻ってきてほしい」と連絡をもらったんです。私は正社員として復帰すると、まずは企業の中で自分の腕を発揮しようと決意しました。この柏原店の店長に就任し、本部から売り上げと衛生管理を認められて最優秀賞をいただいたり、幹部候補生の研修会で1位の成績を上げたりと、店舗としても個人としても実力を伸ばし経営のノウハウを身に付けることができましたね。