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ライフスタイル 日常の実務から離れたとき、ビジネスの新たなヒントが浮かんでくる。人生を味わい、ゆとりを楽しむ大人たちに、日々を彩るさまざまな情報を紹介します。

鈴木アシュラフの駅そば行脚 File.20

同じ駅に3軒! 新橋は「あずみ」大国  ~新橋駅「あずみ」~

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烏森口改札外の店舗。内装は良い感じに年季が入っている。

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揚げ餅そば(430円)。大きな揚げ餅が2つ乗り、ボリューム感抜群!

 
 日夜を問わずサラリーマンが集う街、新橋。この街には、多くの麺類スタンドがひしめいている。生存競争が激しく、閉店する店舗があると思えば、その跡地に新たな麺類スタンドがオープンすることもある。麺類スタンドに限らず、あらゆる飲食店がしのぎを削り、訪れるたびに飲食店のラインナップが変わっている、とさえ感じる。
 しかし、一歩エキナカに入れば、チェーン店「あずみ」の独壇場だ。烏森口改札外、銀座口改札内、日比谷口改札外と3軒の店舗を構え、他業者に参入の余地を与えない(烏森口改札外にうどん専門店が1軒ある)。新橋での地盤は、確固たるものだ。
 3軒は、いずれも立ち食いカウンターがメイン。「パッと食べてパッと出る」という、多忙なビジネスマン向けの仕様になっている。また、写真の揚げ餅そば(430円)など、目先を変えたメニューを用意し、「もう『あずみ』は飽きた」と思わせない工夫も凝らしている。いつ行っても賑わっているので、新橋での「あずみ」の覇権は当分揺るぎそうにない。
 
 
 

 執筆者プロフィール 
鈴木 アシュラフ 弘毅(すずき・あしゅらふ・ひろき)

プロフィール 1973年、埼玉県生まれ。中央大学文学部卒業。小学生時代から一人で暖簾をくぐっていた、筋金入りの駅そば好き。これまでに巡った店は、1200軒以上。「美味い・早い・安い」のみならず、地域や店舗ごとに個性を発揮している駅そばは、没個性の世の中に一陣の風を吹き込む存在であると考え、日夜を問わず全国を駆け巡る。著書に、『「駅そば」読本』(交通新聞社)がある。