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ライフスタイル 日常の実務から離れたとき、ビジネスの新たなヒントが浮かんでくる。人生を味わい、ゆとりを楽しむ大人たちに、日々を彩るさまざまな情報を紹介します。

鈴木アシュラフの駅そば行脚 File.17

梅香薫る、清涼駅そば  ~大森駅「麦の城」~

 
 私にとっては、駅そば店の「メニューの工夫」を見て回るのも、行脚の楽しみの一つである。そこには、無限の可能性が広がっている。天ぷらそばもきつねそばも、最初は「工夫」から始まったものなのだから。
大森駅では、西出口の脇で営業している「麦の城」のオリジナルメニュー(写真)が、私の目に留まった。その名も、「梅じゃこそば」(420円)。
 私は、梅干しとそばつゆの相性はピカイチであると考えている。ところが、首都圏では梅干しのトッピングを扱う店は少ない(関西ではわりとポピュラーである)。
 しかし、扱っている店では、それがヒット商品になっていることが多い。実際、「麦の城」の梅じゃこそばも、看板商品になっている。清涼感があって非常に美味しいし、主張の強すぎないつゆにもよく合っている。じゃこの磯の香りも、良いアクセントになっている。将来的には、首都圏でも梅干しが天ぷらと並ぶ定番トッピングになる・・・・・・かもしれない。
 
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混雑時には、店の外にもテーブルが出される。

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「梅じゃこそば」。梅肉とじゃこの他に、大根おろしと焼き海苔がトッピングされる。

 
 
 

 執筆者プロフィール 
鈴木 アシュラフ 弘毅(すずき・あしゅらふ・ひろき)

プロフィール 1973年、埼玉県生まれ。中央大学文学部卒業。小学生時代から一人で暖簾をくぐっていた、筋金入りの駅そば好き。これまでに巡った店は、1200軒以上。「美味い・早い・安い」のみならず、地域や店舗ごとに個性を発揮している駅そばは、没個性の世の中に一陣の風を吹き込む存在であると考え、日夜を問わず全国を駆け巡る。著書に、『「駅そば」読本』(交通新聞社)がある。