鈴木アシュラフの駅そば行脚 File.10
夏を乗り切る新メニュー登場! ~御徒町駅「駅のおそば屋さん」~

ガード下ながら広々と落ち着いた店内が魅力。

しらすと春菊のかき揚げそば(480円)。おくらが無料でトッピングされる。
改札内の「大江戸そば」が閉店し、ちょっと寂しくなった御徒町の駅そば情勢。しかし、南改札外のガード下にある「駅のおそば屋さん」は元気いっぱいだ。広い店内にはテーブル席がたくさん用意されていて、落ち着いたムード。一方、忙しいビジネスマン向けに、パッと食べてパッと出られるカウンター席もある。酒類や一品料理も扱っているので、夜になると簡易居酒屋に早変わりし、仕事帰りのサラリーマンの人気を集めている。
この店では、季節限定のオリジナルメニューを用意している。今夏は、写真のしらすと春菊のかき揚げそば(480円)で勝負だ。春菊の青い香りとしらすの磯の香りが、口の中で組んず解れつ。複雑である中に、個々の香りが引き立っている。さらに、新鮮なオクラがたっぷりとトッピングされるのが嬉しい。オクラ特有のネバネバ成分には、疲労回復作用がある。栄養バランスのよい夏季限定メニューで、暑さに負けないスタミナをつけよう!
執筆者プロフィール
鈴木 アシュラフ 弘毅(すずき・あしゅらふ・ひろき)
プロフィール 1973年、埼玉県生まれ。中央大学文学部卒業。小学生時代から一人で暖簾をくぐっていた、筋金入りの駅そば好き。これまでに巡った店は、1200軒以上。「美味い・早い・安い」のみならず、地域や店舗ごとに個性を発揮している駅そばは、没個性の世の中に一陣の風を吹き込む存在であると考え、日夜を問わず全国を駆け巡る。著書に、『「駅そば」読本』(交通新聞社)がある。



