脳機能の維持向上に期待できる「目の訓練」

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
佐藤 ええ、ビジョントレーニングは欧米諸国では80年以上も前から歴史があり、子どもの注意欠陥多動性障害、通称ADHDをはじめ、学習障害、いわゆるLDや読み書き障害ディスクレシアなど発達の障害に対するさまざまな改善、克服に取り組まれています。両眼で見る力をしっかりと鍛えることで視覚機能を高め、学習力や運動能力の向上につながります。
濱中 へえ、学習面にも効果があるとは知りませんでした!
佐藤 視覚機能を鍛えれば目と脳と体への一連の動きがスムーズになり、集中力や判断力、情報処理能力などさまざまな能力の向上が期待できるんです。そこで当教室では幼児~小学生対象コースや認知症予防コースを設け、発達障害や加齢による脳機能低下が心配な方向けのレッスンも行っています。一番小さいお子さまで3歳の生徒さんもいらっしゃいますよ。
濱中 いろんな世代の人が集まっているんですね。ビジョントレーニングの世間的な認知度はまだ高くないので、こうしてスポーツジム感覚で通える教室ができたのは、地域の方にとってありがたいと思いますよ。