プロフィール 大阪府出身。18歳で塗装業界に入る。その後、数社で経験を積み、26歳のときに独立。エムズ塗装として約4年間活動し、2020年に法人化して(株)エムズに屋号をあらためた。同年には外壁診断士の資格を取得。ドローンの操縦に関する資格と許可も取得するなど、従来の塗装業の枠にとらわれない挑戦を行っている。現在は異業種とのコラボで、除菌剤散布の事業も計画中。
屋根の上など目が届きにくい場所の施工も、誠実に対応したい。そんな思いもあってドローン調査を採り入れたのが外壁塗装を手がける株式会社エムズだ。施工エリア付近に空港があるため、飛ばすためには複雑な許可申請があったものの、それでも導入を決断した。また、外壁診断士の資格を取得したのも、顧客に少しでも安心してもらうためだと言う。信頼関係の構築を重視しながら、柔軟な思考で積極的に挑戦を続ける松本涼助代表取締役に話を聞いた。
外壁診断士とドローンの資格を持つ塗装会社

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
松本 小学校から野球をしていて、今も豊中市の地域リーグに参加する軟式野球チームでプレーしています。トレーニングも10年ぐらい続けていますね。現場仕事なので、体をケアしながら行っているんです。
濱中 確かに、仕事そのものがトレーニングになりそうですよね。この業界に入られたのは、何歳頃からでしょう。
松本 18歳のときです。そこから約8年経験を積んで、26歳で独立しました。個人事業主として4年間活動し、昨年2020年に株式会社として法人化したんです。他社との差別化を図るため、外壁診断士とドローンを操縦するための民間資格を取得しています。特にドローンは、会社近辺に伊丹空港がある関係で、飛ばすための許可証を取得する必要もありました。それで司法書士の先生を通して航空局への許可申請も行ったんです。
濱中 ドローンの資格とは意外だ! いろいろと新しい挑戦をされているエムズさんについて、今日はじっくりとお話をうかがいましょう。