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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

介護用品や住宅改修で
日々の介護をスムーズに

 

地域に寄り添い、人と人をつなげていきたい

 
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鎮西 25周年を迎えられる虎彰さん。事業を長く続けてこられた秘訣があれば教えてください。
 
坂口 地域に密着し、お客様の目線に立ってサービスを続けてきたことだと思います。私どもの役割は、いわば介護サービスと利用者の方々との間を取りなす橋渡しです。どれほど優れた介護用品や介護設備を取り入れても、使い方がわからなければ宝の持ち腐れですよね。そこへのサポートに25年間ずっと注力してきました。
 
鎮西 車いすや介護用のベッドなどの使い方をきちんと説明してもらえるか、そうでないかで、生活のクオリティもかなり変わってきますよね。
 
坂口 そうなんです。介護ショップがしなければいけないことは、単に貸したり売ったりするのではなく、使い方をわかりやすく説明し、知識をシェアすること。特にご高齢の方々は長年の生活習慣を変えづらい面もあるので、説明に時間がかかることもあります。しかし根気がいる仕事だからこそやりがいがあるし、情熱を持って取り組めるんです。
 
鎮西 素晴らしいスタンスだと思います。今後は、どんな目標を持っておられますか?
 
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坂口 事業を通して、当店を地域の憩いの場にしていきたいです。社会の高齢化が進む中、孤立しがちなお年寄りも増えていくでしょう。そういった方々がお互いにつながり、緩やかに連帯できるような場所にできたらと思っています。
 
鎮西 独居の高齢者も増えつつあるとよく耳にします。コミュニケーションを取って孤立を解消し、暮らしに役立つ情報も交換できる場所になれば良いですね。地域に根差してきた介護ショップふれんずさんなら、きっと可能だと思います。
 
坂口 そう言っていただけると励みになります。地域密着型の事業ならではの役割を果たし、お世話になった地域の皆様に恩返しをしていきたいです。個人的には、大学の通信教育を受けることも視野に入れています。そういった目標の一つひとつをクリアし、福祉業界に貢献していきます!
 
鎮西 坂口社長はバイクレースから身を引いた後もなお、人生という名のレースに挑み続けていると感じました。まさに、真剣勝負をしているという印象ですね。困っている人の力になりたいという使命感を胸に、情熱を持って前進されているお姿は素敵です。これからもお仕事を通して介護福祉業界を盛り上げてくださいね。応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
夢と目標を持つことです。その中でどう楽しむかは、人それぞれの仕事への取り組み方によって変わると思います。
(坂口彰)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社虎彰/介護ショップふれんず
■ 本社 〒359-0006 埼玉県所沢市所沢新町2532-6
■ 事業内容 介護保険福祉用具貸与販売事業/居宅介護支援事業/住宅リフォーム/医療機器販売/所沢市紙おむつ給付事業
■ 設立 平成8年7月
■ 主な取引先 所沢市/周辺各市町村
問い合わせ info@kaigoshop-friends.com