プロサッカー選手を諦め、税理士の道へ

インタビュアー 巻誠一郎(サッカー元日本代表)
岩崎 物心ついた頃からサッカーをしていました。プロになりたくて16歳で高校を中退し、ブラジルに2年間留学したんです。
巻 思い切りましたね! 私にも海外への憧れはありました。でも、その一歩は踏み出せなかったんですよ。勇気があるなぁ!
岩崎 気持ちを抑えられないという感じでした(笑)。帰国後は沖縄のFC琉球に所属しJ1昇格を目指して精進したものの、スポンサー集めや資金繰りが大変なことに加え、新しく入ってくる若い選手や元J1・元J2の選手もたくさんいましてね。その中で自分が勝ち上がっていけるのかを考えたとき、難しいと判断し、2年でプロの道を諦めました。
巻 そうでしたか・・・。そこから、税理士と公認会計士を目指されたのでしょうか。
岩崎 ええ。簿記検定の勉強から始め、アルバイトをしながら予備校に通い、2007年に税理士試験に合格しました。2009年には公認会計士試験にも合格し、都内の税理士法人に就職しまして、経験とスキルを磨き、2020年5月に開業したんです。