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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

看板製作一筋30年 地域の暮らしに貢献!
石橋工芸株式会社 代表取締役 加藤敏幸

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 今日は、東京都府中市で看板製作を手がける石橋工芸株式会社さんにお邪魔しています。さっそく、加藤社長のプロフィールを教えていただけますか。 
 
加藤 私は神奈川県秦野市出身で実家が工務店なんですよ。そのため地元で6年ほど大工を経験しました。その後上京し、運送業や不動産業を経て再び工務店に勤務していたとき、創業者でもある先代の社長と知り合い、「うちに来ないか」と誘われ転職を決断したんです。もともと弊社は1981年から看板製作を手がけている会社で、私は1990年に入社しました。以来、先代の社長と専務と共に業務に取り組んでいたものの、2015年には専務が、その後、高齢になった先代が退き、2018年に私が後を継いだのです。
 
矢部 ということは、この道30年でいらっしゃるのですね。看板づくりの大ベテランである加藤社長の腕の良さや信頼の高さがよくわかる歩みです。それではあらためて詳しい業務内容をお聞かせください。
 
加藤 弊社は看板製作全般を業務にしています。看板は材質や大きさによりさまざまな種類があるものの、私たちはプレート、アクリル、金属、立体、LED など、あらゆる看板をデザインからつくり上げることができるんですよ。シール、ステッカー、ラベル、ポスターなどの印刷も得意ですし、ガラスフィルムやラッピングシールの施工、さらにオリジナル表札の製作なども手がけています。
 
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矢部 看板というと大きなものばかり想像するので、表札やシールまで製作していらっしゃるとは驚きました。お客様はどのような方が多いのでしょうか。
 
加藤 弊社のお客様は個人から店舗、商業施設、オフィスビル、学校、公共施設、博物館や美術館などさまざまです。地域密着でリピーターやご紹介のお客様が多いところも弊社の特徴で、地元のお祭りやイベントで使う看板のご依頼もいただいていますよ。
 
矢部 まさに、府中市に根付き地元を盛り上げる石橋工芸株式会社さんというわけですね。そういえば、工房に所狭しと並んでいる機材にも驚きました!