
インタビュアー タージン(タレント)
中山 私は大学卒業後に栄養士の資格を取り、産後の母子栄養指導や、病院の栄養管理室での仕事などに携わってきました。食品添加物メーカーの品質管理課で、添加物のチェック業務を担当していたこともあります。実は私、昔は豆やコーヒーなど、自分にとって全然必要がないものだと思っていたんです。
タージン ええ!? 今とずいぶん違いますね。どうして考えが変わられたんでしょう?
中山 きっかけは、40歳の手前で子宮の病気になったことでした。お医者様には全摘出する以外に道はないと言われたものの、栄養学で「臓器にいらないものなど一つもない」と学んだので、手術には同意せず、ホルモンバランスだけを調べてもらったんです。そうしたら、ひどい結果で、これでは体を壊すのも無理はないと痛感しました。崩れたホルモンバランスを調整するための方法を探したところ、私の行き着いた答えが豆だったのです。

中山 はい。それまで、栄養士でありながら、自分の体のむくみや血流が悪いことには目をつむっていましたが、食生活を豆中心に変えて以降は体調が徐々に上向きに。病気も手術することなく乗り越えられました。さらに、食生活を改め、20㎏も痩せたんですよ。
タージン それはすごい! そうした体験が、現在の活動の出発点にもなっているんですね。