B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

商品の魅力に自信あり! 腐食対策商材などを提案
株式会社アルフォン 代表取締役 大石広伸

 
プロフィール 兵庫県出身。六甲学院卒。創価大学経済学部卒業後、自動車部品のメーカー系商社に就職し、海外営業部、国内営業部、商品企画部で勤務する。その後、事務機器販売会社、外資系ボードメーカー、デザイン会社、IT関連企業などさまざまな分野でプレーイングマネージャーとして営業経験を積んだ。LED照明メーカーで営業部長として人脈を拡げた後、2020年6月に(株)アルフォンを設立。工場などのメンテナンス関連商品やLED照明をはじめとする工場向け設備を中心に営業活動を行っている。【ホームページ
 
 
 
工場やプラントなどのメンテナンス関連製品やLED照明などさまざまな商材を取り扱う株式会社アルフォン。代表取締役の大石広伸氏は、紆余曲折の経歴から人生経験を蓄え、さまざまなスキルを身に付けるとともに人脈を広げてきた。自社で取り扱うのは自分が魅力を持った商材だけというポリシーを掲げ、「All For One」の精神で走り続ける大石氏。今後は全国の「一人社長」ともネットワークを広げたいと熱く語ってくれた。
 
 
 

順調なスタートから波乱万丈な転職経験

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 工場向けのメンテナンス商材やLED照明の販売などを手がける株式会社アルフォンさん。さっそく、大石さんのご経歴を教えていただけますか。
 
大石 正直、私の経歴はややこしいです(笑)。大学卒業後、自動車関連の商社に就職しました。7年後には転職してコピー機の営業職に就き、入社3ヶ月で全国700人中25位という成績を上げることができました。そして、お客様に「IT系企業を立ち上げないか」と声をかけられ数人で起業の準備を始めたんです。ところが出資者のトラブルに巻き込まれてこのプランは白紙になってしまいまして。当時プライベートでは離婚したこともあり、しばらく私は実家に引きこもって外に出なくなってしまったんです。
 
水野 順調かと思われた矢先に、苦い経験も味わったんですね・・・。それからどうなさったんでしょう?
 
大石 すでに30歳になっていた私は、さすがにこのままではいけないと思い、外資系企業を目指して転職活動を始めました。その間、工場などでアルバイトしながら小さな劇団の練習に参加するなどして、もっといろいろな経験したいと思うようになったんです。それから、大阪の北新地にあるクラブでもアルバイトしていました。いわゆる黒服ですね。
 
水野 まさに紆余曲折! とても波乱万丈な道のりですね(笑)。
 
大石 はい。でもそれらすべてが今の営業職としての引き出しの多さにつながっていますし、良い人生経験だと思っています(笑)。