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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

稀少な国産キクラゲを
都市型農業で全国展開

 

味も栄養も抜群! 希少な国産キクラゲ

 
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矢部 それにしても、こちらのキクラゲは本当に立派で、おいしそうですね。
 
山川 ホテルやレストランのシェフの皆さんも、私たちのつくるキクラゲを見ると、最初は驚かれますね。国産キクラゲは、流通している輸入品と比べて肉の厚みも栄養価も、肝心の食感もすべて違いますから。
 
矢部 シェフの方でも見慣れないほど、国産キクラゲって貴重なんですか?
 
山川 国内で流通するキクラゲのほとんどが中国産で、国産は2020年現在5~7%ぐらいですね。これでもまだ伸びたほうで、2017年頃はわずか3~4%でした。もちろん価格も輸入品とは比べられないくらい高値です。
 
矢部 そんなに数が少ないとは知りませんでした! 国産と輸入品ではどう違うんでしょう?
 
山川 まず言えるのは、新鮮なキクラゲをいち早く消費者にお届けできます。農薬は一切使用せず、屋内型栽培ブースで通年最適な栽培環境で育てたキクラゲは、見て触れて食べていただければその違いに誰もが圧倒されるでしょう。関東のへそと言われる埼玉県で生産され、全国に広める過程において、流通の壁は避けて通れません。消費者の皆様が乾燥キクラゲを思い浮かべるのは、市場に出回るそのほとんどが輸入品だったこともあり、新鮮な生キクラゲを食べる機会がなかったわけです。天日干しされた乾燥キクラゲは栄養価が向上し長期保存できる長所もあるものの、やはり新鮮な生キクラゲを皆様にご提供していきたいですね。
 
栄養も豊富な大ぶりでぷるぷるの純国産キクラゲ
栄養も豊富な大ぶりでぷるぷるの純国産キクラゲ
矢部 乾燥させたキクラゲもおいしいけれど、こうやって生のキクラゲを知ってしまうと、やっぱりプルプルのまま食べたいと思ってしまいます(笑)。
 
山川 弊社のキクラゲを使った料理を提供しているホテルやレストランのお客様からは高評価をいただいていまして、「もう一度食べたい」「おいしかった!」とリクエストなさるリピーターも多いです。「キクラゲを主役にしたメニューを考案しなきゃ」と話すシェフもいます。中華だけでなくフレンチやイタリアン、和食にも幅広くアレンジできる優れた食材ですね。
 
矢部 キクラゲってクセがないから、どんな料理にも使えそうですね。こんなに肉厚ならステーキにしてもおいしそう!