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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

従業員の意欲と足場の質 
両方を高める理想の職場

 

現場仕事の常識を変えるような取り組み

 
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水野 柴崎社長はご縁を大切にしようと心がけておられるんですね。私も、仕事をするうえで、人との縁はとても大切なことだと思います。それでは、事業についてもお聞かせください。
 
柴崎 弊社は一般住宅やアパート・マンション、商業施設、ビルなどの建設現場で足場工事を行っております。低層階から高層階まで足場の設置・施工が可能なので、多様な現場に対応できますよ。以前、弊社の従業員が安全指導員のセミナーを受講しに行った際、建築最大手企業の名古屋支店長の方が評価してくださり、取り引きが決まるということもありました。さらには、従業員の努力のおかげで大手鉄道会社とのご契約もいただけることになりました。ありがたいことに、取引先のお客様からは「過去10年で一番きれいな足場だ」とも評価していただいており、弊社の強みを発揮できていると実感しておりますよ。
 
水野 とても順調に事業を展開なさっていますね。MIYABIさんが業界内で信頼されていることがよくわかりますよ。従業員の方々との関係づくりでは、どんな工夫をなさっていますか?
 
柴崎 「給料日会」といって、毎月の給料日には従業員と食事会を開いています。接待交際費などは使わず、すべて私の自腹なんですよ(笑)。また、従業員たちには暑い季節には飲み物代として1回現場に出るごとに400円を支給しています。最近は、業界全体が人手不足で、特に足場工事業は若者が集まりづらく、業界での地位も下がり気味です。鳶職に憧れて入ってきた人が、現実との差に直面して辞めしまうケースも少なくありません。
 
水野 鳶職というと、高所で華麗に働く建設の花形というイメージですよね。どんな部分にギャップを感じるのでしょう。
 
柴崎 思っていたよりも重労働だったという点ですね。中には、朝6時から夜10時まで働くという職場もあるんです。しかし、弊社では夕方に出勤する土場作業専門の従業員を別途に雇用することで、昼間と夜間の作業の分業を進めています。こうすることで、残業もなく、担当の作業に専念でき、仕事のクオリティも高められるんですよ。
 
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実際の足場工事現場の様子
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技術と安全性、協調性を育む足場大会
水野 素晴らしい取り組みですね! 従業員のみなさんも負担も少なく、楽しく働けそうです。
 
柴崎 それに従業員たちが頑張った分だけ、できる限り高い報酬を支給したいと考えているんです。もしかしたら経営陣よりも従業員のほうが給料が高いかもしれません(笑)。従業員同士もとても仲が良く、チームワークや役割分担も優れています。例えば、足を痛めてしまった職人を事務職に抜擢し、経理事務を任せているんです。そのような取り組みによって、おかげさまで良い職場環境ができていると思います。
 
水野 柴崎社長のお話をうかがって、従業員さんをとても大切になさっているんだなと感じました。ほかに従業員さんに対して取り組んでいることはありますか?
 
柴崎 礼儀やマナーなどを徹底して指導しています。近年は、社会全体がコンプライアンスを重視する時代です。モラルを欠いた行動をしていては、仕事は成り立ちませんからね。その一方で、有意義に楽しく働くことも心がけており、自社の敷地でレクリエーションを行っています。また、現場での技術や安全性を高め、従業員の士気や協調性を高める訓練として“足場大会”という催しも実施しているんですよ。
 
 
 
 

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