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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

明治創業の老舗米穀店 ブレンドの神が届ける味
有限会社藤井米穀店 三代目 藤井博章

 
プロフィール 大阪府出身。1907年に創業した藤井米穀店の3代目として育つ。代表に就任し1978年に法人化してからは、ブレンド米のパイオニアとしてメディアで名を馳せる。日本米穀小売振興会第6回優良米穀小売店で全国コンクール食糧庁長官賞を受賞。大阪第一食糧青年会議会長、無農薬米研究会会長を経て、お米マイスター認定制度の準備委員に着任し、五つ星お米マイスターとしても活躍する。【ホームページ
 
 
 
米の味次第で、おかずの味わいが変化する。米が食事の軸となると言ってもいいだろう。米を絶妙なバランスでブレンドすることで、食事の質をアップさせているのが、有限会社藤井米穀店だ。長年ブレンド米一筋、研究に研究を重ねた唯一無二の技術で多くのヒット食品を出し、飲食店をサポートしている。「お米のブレンドの神」と呼ばれる三代目の藤井博章氏と、現在代表取締役を務める四代目の俊徳氏、その妻である久美氏に話を聞いた。
 
 
 

お米について研究を重ねた40年間

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪市淀川区で米穀店を運営なさっている有限会社藤井米穀店さん。1907年創業の老舗だそうですね。今回は、三代目の博章さんと四代目の俊徳社長、俊徳さんの奥様である久美さんのお3方にお話をうかがいます。博章さんはいつ頃から藤井米穀店で働き始めたのですか?
 
藤井(博) 1963年に、家業である藤井米穀店に入りました。当時から、毎日お米のことを考えていたように思います。日々さまざまな種類のお米に触れる中で、お米の質の違いは千差万別であると感じ、研究に取り組むようになったんです。
 
タージン 具体的にどのような研究をなさっているのか、興味深いですね。
 
藤井(博) 一つの釜で3種類のお米を分けて炊き、朝・昼・晩と計9種類の試食をし、データを記録します。3代目として事業継承し、法人化してからも変わらず、40年間毎日行ってきました。
 
タージン 40年間も続けているなんて、素晴らしいです! 気候の違いや品種の移り変わりなどの影響もあるのでしょうね。
 
藤井(博) おっしゃるとおりです。例えばワインやウイスキーなどのように、同じ品種であっても仕入れるたびに味が違う、とても奥深いものなんですよ。
 
 
 
 

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