
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
高柳 私は福井県永平寺町出身で、当院の近くにある北陸高校に通っていました。同校ではバスケットボール部に所属し、全国優勝したこともあります。同期の部員には全国的に名の知れたスター選手が何人もいたため出場機会に恵まれず、私はその中で「自分には何ができるのか」と考えました。そこで食事やトレーニング、ケガの予防やケアなどを勉強し、選手をサポートすることにしたんです。その時に、トレーナーという職業に大きな魅力を感じました。
畑山 選手たちのサポートに回った経験が現在に結びついているわけですね。その後はどうなさったんですか?
高柳 日本大学を経て、医療専門学校に入り柔道整復術や鍼灸を学びました。卒業後は、現在のパナソニック株式会社や株式会社OSGのバスケットボール部、さらにトヨタ自動車株式会社の女子バスケットボール部でコーチやトレーナーを務めたんです。そして2010年、地元の皆様の健康維持に貢献するため当院をオープンし、2019年に現在地に移転しました。
畑山 社会人バスケのコーチやトレーナーとしてご活躍されてきたわけですか。それにしても、院内はまるでサーフショップかカフェのような、開放的でおしゃれな空間ですよね。
高柳 ありがとうございます。このようなスタイルにしたのは、少しでも患者様にくつろいでいただけるようにと思ったからなんですよ。おかげさまで遠方からお越しになる患者様も多いんです。
畑山 患者さんへの思いやりを感じますね。業務内容もお聞かせくださいますか。

畑山 高柳院長の目標もぜひ教えてください。
高柳 私が確立したメソッドを受け継いでくれるスタッフを育て、店舗も増やし、福井県から全国へ元気な人を増やしていきたいですね。
畑山 今後も多くの方々の身体をケアし、日本中を元気にしていってください。私も応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
高校時代の恩師の「“雑用”を雑に行えば雑用のまま。一生懸命に行えば“必要”になる」という言葉が、今でも心に残っています。ですから、目標に向かって一生懸命に努力すること。そして、決してあきらめずに、立ちはだかる壁もぶちやぶってやろうという強い気持ちを持つことですね。
(高柳信也)