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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

仲間同士で助け合い
つながる軽貨物運送

 

チームで働くことを大事にしている

 
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内山 開業したばかりとは思えない見事な陣容ですね。それに八嶋社長はスマートで優しい雰囲気の方で、運送会社の経営者に見えないところがユニークだと感じました。
 
八嶋 内山さんがおっしゃるとおり、運送業界には、いかつい男性が大きなトラックに乗っているイメージがありますよね。仕事がきつそうだとか、なんとなく怪しげという印象を持っている方も多いんです。私自身も、この業界に入る前はそう思っていましたから。確かに、ノルマが厳しかったり拘束時間が長かったりする運送会社も世の中にはあります。しかし、そういう会社が存在するのはどの業界も同じ。決してすべての会社の業務が過酷なわけではありません。特に軽貨物運送は、普通免許さえ持っていれば自分のスタイルで稼ぐことができるおもしろい仕事なんですよ。
 
内山 そういえば、ボクシングを引退して軽貨物運送を始めた後輩が二人もいることを思い出しました。確かに、彼らは「頑張れば頑張るだけ稼げる」と言っていましたね。ジャパントランスポートサービス株式会社さんでは、どのような方が働いているのでしょうか。
 
八嶋 年齢は20代から50代まで幅広いですし、男性も女性もいますよ。家事や育児の合間に配達する主婦の方や、アーティストを目指しながらハンドルを握っている方もいるんです。稼ぎも人それぞれで、月収60万円を手にしている方もいます。
 
内山 収入を優先したり、自由な時間の確保を優先したり、さまざまな働き方ができるのが軽貨物運送のいいところですね!
 
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八嶋 そうなんです。この業界は、ドライバーを業務委託で雇用するので、一人ひとりが個人事業主になります。だからこそ、その人の考えで働き方を決めることができるんです。ただ、個人事業主だからといって仲間との関係がドライになると淋しいですし、病気になったときも仕事に穴が開いてしまいますよね。ですから、弊社はチームで働くことを大事にしているんですよ。
 
内山 チームだと、いざというときに支えあえるので心強いでしょうね。
 
八嶋 弊社は軽貨物運送会社としては珍しく、既製品ではなく私がデザインしたユニフォームを着用しているんです。同じユニフォームを着ていると、仲間意識が高まり、多くの業者が出入りする配送センターでもすぐに見分けもつきますよね。すると、新人が困っているときに助け船を出したり相談に乗ってあげたりできるんです。