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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自由な発想のデザインで 日本の伝統工芸を発信!
株式会社アセミコ 代表取締役 石黒悠紀

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 今日は、東京都八王子市で日本の伝統工芸品の企画・制作・販売を手がける株式会社アセミコさんにお邪魔しています。素敵な作品がたくさん並んでいますね! 土の焼き物に囲まれると、自然の温かさや力強さを感じます。さっそく、石黒社長のご経歴や伝統工芸品に興味を持ったきっかけをお聞かせください。
 
石黒 私は父がバイオリニストで、ドイツで生まれ育ったんですよ。子どもの頃から絵を描くなど美術が大好きでして。やがて、エッセンの大学で工業デザインを学びました。その後、自分のルーツである日本を深く知りたくなり2011年に帰国し、インターンとして工業デザインや建築デザインの会社に勤務したんです。本当はインターンが終わったらドイツに戻るつもりだったものの、在職中、日本の伝統工芸品に興味を持ちまして。ドイツ在住の友人と二人で独立し、2018年に弊社を立ち上げました。
 
杉田 ドイツでデザインを学んだ石黒社長が、日本の工芸品をつくっていらっしゃるのは、なんだか不思議な感じがします。
 
石黒 私はさまざまなもののデザインを手がけてみたいと思っているんですよ。ただ、ものがあふれている世の中で、必要がないものをデザインして無駄にするようなことはしたくありませんでした。それなら、日々の暮らしで必ず使う小さなもののデザインを手がけよう。そう考えた私は、まず湯飲みを制作することにしました。
 
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備前焼(下)と波佐見焼(上)のカップ
杉田 確かに、言われてみればアセミコさんの作品は湯飲みが多いですね! どれもきれいな色使いが特徴的で、日常生活に彩りを加え、より楽しく暮らすことができそうです。
 
石黒 ありがとうございます。弊社のコンセプトは、大量生産の廉価な湯飲みとは違ったレベルの商品をご提供することです。また「湯飲みはお茶を飲むために使う」という固定観念に縛られることなく、コーヒーを飲んだり小鉢にしたり、ペン立てにするなど、自由に使っていただきたいと考えています。ですので、私はあえて弊社の商品を「湯飲み」ではなく「カップ」と呼んでいるんですよ。
 
 
 
 

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