B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

幅広いシーンで活躍する
運転代行というヒーロー

 

昼夜問わず困った人のもとへ参上する

 
glay-s1top.jpg
川村 自分で運転できない状況になるのなら、最初からタクシーを使えばいいようにも思います。実際に運転代行を依頼する人って、どういう方が多いのですか?
 
岩田 いい質問ですね。でも、帰宅や帰社する時間もないまま、取引先の人からお酒に誘われる営業さんなど、“不慮のお酒の席”に遭遇する方はそう珍しくないんですよ。川村さんの業界でいえば、コンサートの音響さんもよく運転代行を利用されますね。コンサート後の打ち上げで、機材ごと車を置いて帰るわけにはいきませんから。
 
川村 打ち上げもそうだし、取引先の接待もそうだし、言われてみれば外せない席ってけっこうありますね。そう考えると、運転代行業者さんの存在って、かなり助かるだろうな。
 
岩田 あとは、病院からご連絡してくださるお客様も多いですね。「医師から運転は避けるようにと言われたので、お願いできますか」と。
 
川村 車で病院に行ったものの、そのまま入院したり手術になったり、運転して帰れないケースはあるかもしれませんね。あれっ? 病院からの依頼ということは、これってお昼の話ですか?
 
岩田 ええ、弊社は夜間だけでなく、日中も営業しているんです。他の運転代行業者ではまずやっていないサービスだと思います。
 
川村 お酒関係での依頼が中心だと思っていたので、昼間にも営業しているとは驚きました。それだけ需要があるということなのでしょうね。
 
glay-s1top.jpg
岩田代表と、ペアで運転代行を務める永松三郎氏
岩田 運転補助が必要な高齢者のドライバーさんや、運転途中に体調を崩された女性の方など、かなりニーズはありますよ。あとは、免許証を忘れてしまった方からの依頼も少なくありません。うっかり免許不携帯で運転してしまい、警察の検問で止められた際に、私たちにお呼びがかかるわけです。
 
川村 なるほど、免許不携帯の人は検問所からどうやって車を持ち帰るんだろうと疑問でした(笑)。それにしても、日中だと夜間よりいろんなケースでの依頼があるんですね。
 
岩田 もちろん日中にも、飲酒によるご依頼はありますけどね。特に神奈川本社営業所は江の島が近いですから。休日は特に、バーベキューをして明るいうちからお酒を飲む方もおられます。
 
川村 せっかく江の島でバーベキューするのに、お酒を飲まないなんて損ですもんね(笑)。アクシヴ運転代行さんに救われたドライバーさんは絶対に多いと思います!