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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一切妥協しない品質管理 警報器等で車両事故防止
ミックワークス株式会社 代表取締役社長 松原正典

 
プロフィール 神奈川県出身。幼稚園の頃から大学時代まで剣道に勤しむ。1963年に父が創業したミック製作所に1988年に就職。同製作所は1990年に法人化し、ミックワークス(株)とした。その後、2018年11月に父の後を継ぎ、代表取締役社長に就任する。一般自動車や建機・重機を含む車両の事故を未然に防ぎたいとの思いから、製品の品質管理には一切妥協せず、ヒューマンエラーを起こさないことに力を注いでいる。【ホームページ
 
 
 
一般自動車から建機・重機に至るまで、さまざまな車両の事故を防ぎたい――その使命のため、車両用の音声合成器や警報ブザー、LEDランプなどを製造しているのが神奈川県座間市に拠点を置くミックワークス株式会社だ。代表取締役社長の松原正典氏のモットーは「『これでいい』とは絶対に考えるな」。妥協を一切しない自らの手による厳しい品質管理を徹底しているという松原社長に、仕事に懸ける熱い思いを聞いた。
 
 
 

「これでいいや」と決して妥協しない

 
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インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 自動車や重機用の音声合成器・圧電ブザーなどを開発・製造するミックワークス株式会社さんにお邪魔しています。よく街中で見かけるバスやトラックなどが「左に曲がります」とか「バックします」と注意のアナウンスを流す、あの機械などをつくっていらっしゃるんですか?
 
松原 そうなんです。弊社は車両の警報機などに用いるための音声合成器や、圧電ブザーを製造しています。音声合成器は、用途に応じてさまざまな種類の音声を開発しており、圧電ブザーも運転者の安全意識を高める車内用、周辺への注意を促す車外用などニーズに合わせてご用意しておりますよ。また、昼間でも視認性を高めるための、昼間点灯用のLEDデイタイムランプなども製造しています。
 
矢部 なるほど! どれも車両の安全のために、欠かせないものばかりですね。ミックワークスさんならではの特長はなんでしょうか?
 
松原 材料の仕入れから開発・製造・納品まで一貫して自社で行っているのが大きな特長ですね。また、弊社の工場に勤務しているスタッフはベテランばかりで、最年長は2019年現在、78歳なんです。みんなとても手先が器用で、特にハンダ付けの技術はどこにも負けないと自負しているんですよ。ただ、ブザーの調整はとてもシビアです。そこで、最終的に私が一つひとつ製品の動作を必ず確認し、音量や周波数の基準から少しでも外れたものは取り除いています。どんなに時間がかかっても、その確認だけは欠かしません。というのも、私は「これでいいや」と妥協するのが絶対に嫌なんです。
 
 
 
 

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