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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

30ヶ国以上を巡った 
経験を活かした民泊代行

 

30ヶ国以上巡った海外旅行の経験を活かす

 
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内山 民泊自体がまだ新しいサービスだと思います。発祥はどこからですか?
 
望月 欧米で始まった「B&B・ベッドアンドブレックファスト」がベースになっています。個人や家族が、自宅などで気軽に短期旅行者へ朝食・ベッドを提供する、簡易宿泊サービスから始まっています。日本でも、予約で埋まっていて宿泊先が確保できず、ホテル難民になってしまっている旅行者のためにと、さまざまな地域で一般の方々が自宅の一室などを開放し人気が出ました。そうして法律規制より先行して民泊が広がったため、「住宅宿泊事業法」施行で多くの民泊が閉鎖に追い込まれてしまったんです。
 
内山 規制が複雑だと個人経営の民泊には限界がありそうです。そうなると、望月社長のようなプロの知識が必要になってくるのでしょうね。
 
望月 ええ。法律で規制するだけでは良いサービスは生まれないですしね。何より、海外のゲストハウス事情を数多く見て来た私ならではのノウハウを伝えていきたいです。
 
内山 なるほど。望月社長が民泊ビジネスに参入したきっかけも気になってきました。
 
望月 子どもの頃、バックパックを担いで世界中を貧乏旅行するテレビ番組が大好きだったんです。私も高校を卒業してからバックパッカーになり、英語が話せなかったためボディランゲージのみで世界一周を試み、30ヶ国以上の国を旅してきました。
 
内山 ボディランゲージのみで海外をまわるなんて・・・。しかも30ヶ国以上とは、すごい冒険心をお持ちですね! 僕はボクシング世界戦で、どんな強敵が目の前に来てもまったく動じませんでした。でも、言葉もわからず海外の国々を周るのは、さすがに怖くて無理だなぁ(笑)。
 
望月 世界王者だった内山さんでも怖いことがあるんですね(笑)。海外を周ることは、私自身もかなり悩みました。でも、どうしても世界を見てみたくて一念発起して行くことに決めたんです。私は、海外が本当に好きなんですよ。それで2014年から、せっかくなら趣味と実益を兼ねた仕事ができないかを本格的に考え始めまして。海外のゲストハウスに泊まって何度も感動をもらっていた経験から、日本でのビジネス展開を熟考し、民泊代行に至りました。
 
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初めてのバックパッカー体験!
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カンボジアの小学校にろ過装置を設置
内山 僕もボクシングは趣味の延長だったので、大好きな趣味を仕事にしたいお気持ちはよくわかります。ただ、夢を追うには困難もつきものです。ご両親から反対もあったんじゃないですか?
 
望月 ええ。特に母は親心からか反対意見が強く、プレゼン資料までつくり込こんで、なんとか説得したんです(笑)。
 
内山 望月社長の情熱が勝ったわけだ(笑)。ところで、30ヶ国以上も旅をしていたら、危険な目にあったこともあるのでは? 僕は練習に向かった海外のホテルで、同行者が財布を盗まれた経験があるんですよ。
 
望月 そうですね。例えば、中国を旅行したとき、屋台で食事を買いまして。その奥にあった飲食スペースで飲食をしていたら、屋台と強盗団がグルになっていたようで、中国人数名に囲まれそのまま2時間ほど軟禁されました。包丁まで持ち出してきて、結局、持ち金とクレジットカードを強奪されてしまったんです。