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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

不妊治療で社会へ貢献
最新の卵子凍結にも精通

 

不妊治療の固定観念を変えていく

 
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川上 子どもを授かるとき、男女にはフィフティ・フィフティの責任が伴うはずなのに、日本では女性への負担が多いように感じています。無意識的な男女格差があるから、不妊が女性のみの問題として扱われ、女性一人で治療に出向くようになるのではないでしょうか。
 
菊地 そうですね。そもそも女性だけが苦しむのではなく、夫婦でもっと話し合うべき内容なんです。できればご夫婦で来院いただき、私が3人目のパートナーとなって何でも話せる関係を築いていきたい。そのためには、不妊治療に対するハードルをもっと下げ、男性の意識も変えていく必要があります。女性ばかりに負担がかかるのは、やはりおかしな話です。
 
川上 菊地院長のようなエキスパートが寄り添ってくれれば、患者さんも心強いですよ。入りやすいエントランス、話しやすい雰囲気の明るい空間。夫婦でも一人でも、気軽に立ち寄れそうです。
 
菊地 夜も19時まで受け付けていますから、仕事帰りにも立ち寄ってもらえれば嬉しいですね。
 
川上 ところで、以前に比べると、若い世代は不妊治療に前向きなんでしょうか?
 
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菊地 詳しくご存じの方は少ないですね。まずは卵子老化や妊娠適齢期など基本をご説明し、ご理解いただいてからのスタートになります。今すぐ子どもを産まなくても、卵子凍結できますからね。ライフプランに合わせた出産を選べることを、若い方たちにこそ伝えていきたいです。
 
川上 やはり知識の欠落を何とかしないといけないんですね。欧米と較べて日本の性教育は50年遅れていると言われているそうです。菊地院長のような方にもっと情報発信していただきたいと思います。今後の展望はどのようにお考えでしょう?
 
菊地 当院は実績だけでなく、国内屈指の最新鋭医療機器を備えており、不妊治療で何かお困りのことがあれば、ここでほぼ完結できると自負しています。一人でも多くの方の手助けができれば医師冥利につきますし、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいですね。そして、不妊という分野を追究すると同時に情報を発信し、海外からの患者様にもお越しいただければと思います。
 
川上 今日は良い話をたくさん聞けて勉強になりました。これからも不妊治療による社会貢献に力を尽くしてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
これまで、プロジェクトの参加など、一人ではなかなかできない経験を積むことができました。そうして培ってきた知識や経験を患者様に還元できることが何よりの楽しみです。
(菊地盤)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 メディカルパーク横浜
■ 所在地 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-1 -8 日石横浜ビル4F
■ 事業内容 不妊治療専門のクリニック
■ 設立 令和元年5月
■ 従業員数 15名
■ ホームページ https://medicalpark-yokohama.com