既存のイメージを変える
フィリピンの不動産販売

川北 そのとおりですね。しかし、せっかく入った会社をすぐ辞めるわけにもいきませんし、やりがいのある仕事だったので、3年間営業職として働きました。仕事には一生懸命取り組み、休みの日は積極的に外部の人とコミュニケーションを図って教養を身に付け、見聞を広めようと心がけてきたんです。そして次のステップを考え始めた頃に、私の人生を変えてくれた恩師と出会いました。
タージン ほう。何か運命の出会いのような気がしますね。
川北 そうなんですよ。その方は大阪で会社を経営している社長で、人としてとても魅力があり、私は「この人に付いて行こう」と決意しました。その方は以前からフィリピンの不動産投資をしており、ご縁のある現地の財閥系ディベロッパーから日本のマーケット拡大に力を貸してほしいと頼まれたんです。そこで私が協力することになり、フィリピンの今後の経済成長や不動産市場の盛り上がりを考えた結果、本格的に事業としてやっていこうと弊社を設立しました。現在はフィリピンの財閥系大手企業と直接提携をして、現地の高層マンションなどの販売活動に力を注いでいます。
タージン フィリピンの不動産とは興味深いですね。御社ではどのように不動産を案内なさっているのでしょう?
川北 基本的にはお客様から新たにお客様をご紹介していただき、個別にご説明することが多いですね。ほかにもセミナーを定期的に行い、月に一度現地視察ツアーも開催しているんです。また、今後はインターネットを使ったマーケティングにも力を入れようと考えています。
タージン なるほど。しかし、海外の不動産を購入するのは難しそうですね。

タージン 川北社長のお話をうかがって、私も現地視察に参加したくなりましたよ! 今後の目標もぜひお聞かせください。
川北 フィリピンに対するイメージや、不動産投資へのイメージを、私の力でもっと良いものに変えていきたいですね。そのためにも目の前の仕事をしっかりとこなし、お客様からの信頼をより高めていくことが目標です。
「仕事を楽しむ」とは‥
日々成長していくことだと思います。常に失敗を恐れずチャレンジをし続け、さまざまな経験を得て次の仕事に活かす。それが私の楽しみです!
(川北憲史)