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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

厳選したワインを食卓に ヨーロッパの希少銘柄も
株式会社YAWATAYA 代表取締役社長 川濱隆司

 
プロフィール 大阪府出身。大阪工業大学を卒業し、大成建設(株)にエンジニアとして就職。その後、営業畑を経て定年退職を迎えた。2017年、30年来の趣味であるワインの輸入販売を行う(株)YAWATAYAを設立した。フランスやスイスの産地に足を運んで厳選したワインをオンラインショップで販売中。社名は、家業において先祖が代々名乗ってきた屋号の「八幡屋」にちなんでいる。【ホームページ
 
 
 
ワインの輸入販売を行う株式会社YAWATAYA(ヤワタヤ)の川濱隆司代表取締役社長は、もともと家族や友人と飲むのを楽しみに、趣味でワインを買っていた。その後、勤務先で定年を迎えたのを機に、“買って飲む人”から“買って売って飲む人”に転身を遂げる。こだわりの詰まったオンラインショップには、北海道札幌市で出合ってほれ込んだ版画家の作品も並ぶ。そんな川濱社長に、これまでの歩みと現在の事業についてじっくりとうかがった。
 
 
 

会社員時代のワイン探しが高じて売る側に

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン ヨーロッパから選りすぐりのワインを輸入販売されている株式会社YAWATAYAさんにお邪魔しています。会社設立は2017年とお聞きしました。川濱社長のそれまでの歩みを教えてください。
 
川濱 私は、大阪工業大学を出て大成建設で設計の仕事に携わってきた、いわゆる技術屋なんです。後に営業畑で過ごし定年退職を迎え、現在、非常勤で再雇用されています。実は今、YAWATAYAと二足のわらじを履く生活なのですよ。
 
タージン 建設業とワインの輸入販売業ではまったく業種が違いますね! それほどまでワインが好きなのでしょうか?
 
川濱 そうですね。私にとって、ワインの収集はあくまで趣味だったんですよ。1990年頃、ボージョレ・ヌーボーが流行った頃にワインに魅せられまして。以来、おいしいワインを探し求めるようになりました。妻とは年に一度、ヨーロッパ旅行をするのが恒例で、未知のワインと出合うことも旅の大きな楽しみとなっています。
 
タージン 個人の趣味だったものが、今や輸入販売の会社までつくってしまうとは、素晴らしい行動力だ!
 
川濱 まさか自分が売る側になるとは想像もしませんでしたね。昔からワインのおいしい銘柄を見つけるとケース買いをしていまして。私と妻で楽しみ、あとは友人たちにふるまって喜んでもらえれば十分でした。ただ、友人たちからあまりに好評だったので、冗談半分で「これくらいの値段なら買う?」と聞いたところ、「うん、買う買う」と言うんです。それなら、一般向けにも販売してみようかなという話になり、定年後の人生設計で実行に移すことにしました。