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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

職人のプライドを懸け
瓦屋根を丁寧に施工!

 

作業にひと手間かけ、丁寧な施工を心がける

 
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八木 「下積みだから」とぼーっとしているのか、親方を見て勉強しているか。その違いは大きいですね。林社長は親方の技術を盗み、準備ができていたからチャンスをものにすることができたのでしょう。その後、独立までの道のりは?
 
 自分の仕事に自信を持つようになった私は、親方と意見がぶつかることも増えました。そして25歳のとき、私が施工した屋根を親方に剥がされてしまったんですよ。でも、そこで言い返すと一生、親方を追い抜けなくなる。悔しくて屋根の上で泣きましたが、自分を見つめ直す良い機会だと気持ちを切り替え、さらに技術を磨いたんです。やがて自分の力で挑戦するため、28歳のときに起業しました。私が独り立ちすることができたのは、厳しい親方と出会えたからです。人との縁には本当に感謝しています。
 
八木 親方とぶつかっても仕事を投げ出さず、心を入れ替えて学び直したところが素晴らしいですね。ところで、徳正瓦工業という社名の由来を教えていただけますか。
 
 私の大好きな祖母が徳田という名字で、そこから「徳」の字をもらい、自分の名前の「正」という字と合わせました。祖母は誰からも愛される性格で、子どもの頃から私は「ああいう大人になりたい」と思っていたんですよ。
 
八木 社名の付け方にも、林社長らしさを感じます。それではあらためて、徳正瓦工業さんならではの特長を教えてください。
 
 私は親方の教えを受け継いで、とにかく丁寧な施工を心がけています。瓦と瓦を銅線で結ぶなど、作業にひと手間かけることを絶対に忘れません。それは屋根を自分の“作品”と考え、プライドを懸けてこの仕事に取り組んでいるからです。
 
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八木 施主さんは屋根の上に上がれないので、状況や仕上がりが心配になりますよね。でも、誇りを持って屋根をつくり上げる林社長の姿を見れば、お客様も安心でしょうね。
 
 弊社は診断やご相談の際にiPadで屋根を撮影し、工事が必要かどうか、必要であればどれくらいの規模かを、お客様にわかりやすくご説明しています。また、現場で叩き上げた職人だからこそ、お客様の状況に応じたご提案や施工が可能なんですよ。
 
八木 瓦同士を銅線で結ぶというお話があったように、やはり、ひと手間かけるだけで屋根の持ちは大きく変わってくるのでしょうね。
 
 おっしゃるとおりなんですよ。瓦と瓦をぴったり噛ませれば、台風でも飛ばない強い屋根になります。
 
 
 
 

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