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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

名称は“埼玉の秋葉原” 
元音楽家のPCショップ

 

幸運を引き寄せて再起業を果たす

 
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石黒 地獄とは、おだやかではないですね(笑)。
 
花園 はい。起業した後、壊れたパソコンを大量に仕入れ、直しては出荷し、直しては出荷しということを繰り返していたんです。ところが、ある中国系パソコンメーカーが、新品パソコンを3万円で売るという大それたこと始めたんですよ。新品が3万円で手に入るなら、中古品を買う人はいません。大量に抱えた在庫が、まったく売れなくなってしまったんです。しかも、追い討ちをかけるようにタイにあった世界的なハードディスクの工場が水害に遭いましてね。ハードディスクの仕入れ値が3倍に跳ね上がったんですよ。商品は売れないし、部品の仕入れ値は高い。また、スーパーの跡地は、25mプールが10個近く入るような広さでしたから、電気代が半端ない(笑)。結局、起業から1年を待たずに倒産してしまいました。
 
石黒 それはアンラッキーでしたね・・・。
 
花園 いいえ。私の見通しが甘かったですし、私自身起業したてで、右も左もわからずやっていたことが主な原因だと思っています。今ならあの状況でも打開できる自信があります(笑)。それに、私は運が強い人間なんです。昔から、占い師に運勢を占ってもらうと、良いことばかりしか言われませんし(笑)。そのときも、負債は背負ったものの、いくつかの幸運が重なって結果として再起業できましたし、目標だった実店舗もこうして構えることができましたから。
 
石黒 第二の夢を潰えたまま終わらせずにすんだ理由が気になるところです。
 
花園 復活を期して活動していたある日、輸入業のノウハウを教える塾の存在を知ったんです。高額な受講料を支払って受講してみたものの、内容そのものは今思うとたいしたものではありませんでした。それでも300人ほど受講生がいましたが・・・(笑)。でも、内容が薄い講習だったからこそ、本気になって取り組み、自分自身で足りない知識を補う努力をしました。それで、講習の一環で実際に輸入業をしたときに、海外からパソコンや楽器などを仕入れて売ったら、受講生中でナンバーワンの売り上げを達成できたんです。その後、通っていたその塾の講師として雇われ、最終的には塾長に就くように勧められるほどになりました。でも、私には夢の続きがあったのでそのお話は断って、今の仕事を始めたんです。
 
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石黒 なるほど。闇雲に再起業されたわけではなく、満を持してのリベンジだったわけですね。では、具体的なサービス内容を教えてください。
 
花園 パソコンの修理・販売と、スマートフォンの回線の販売やPCやスマホに関する各種相談に対応しています。また、月額2000円からで使い放題かつ無料修理・メンテナンスし放題のパソコンレンタルサービスが地域の方にとても人気です。さらに前職の経験を活かして、輸入業を始めようとする方や、すでに取り組み中の方を対象にセミナーやコンサルティングも行っています。今までに累計1000人以上の人たちの前で登壇しました。
 
 
 
 

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