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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ドローンとVR技術で 新たな感動を生み出す
株式会社リトルプラネット 代表取締役社長 吉田勝紀

 
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インタビュアー 鶴久政治(ミュージシャン)
鶴久 株式会社リトルプラネットさんでは、VR事業とドローンによる空撮事業を手がけているそうですね。吉田社長は、最初からこれらの事業に関わっていらっしゃったんですか?
 
吉田  いえ。もともと私は、携帯電話がまだ世の中に普及していない時代から、25年近くにわたって携帯電話のシステムやアプリ開発に携わっていたんです。大手通信機器メーカーや大手通信キャリア、外資系のメーカーにも勤めていた経験があるんですよ。
 
鶴久 携帯電話の黎明期からずっと活躍し続けて、キャリアも順風満帆のように思えます。なぜこれまでとまったく異なる事業を始めようと考えたのか、そのきっかけを教えてください。
 
吉田 40歳を過ぎた頃からでしょうか。時間に追われ、仕事をただこなすことに社会的価値を見いだせない自分がいて、そんな時にある人の言葉に大きく影響を受けました。「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」という言葉です。その後、この言葉を自問自答しながら数年、悶々とした日々を過ごすことになるんですが、そんな時に出合ったのがVRであり、ドローンでした。今でもその時の衝撃は忘れられません。
 
鶴久 ドローンのどんなところに魅力を感じたんでしょう?
 
吉田 私は技術者なので、やはり“新しいものをつくる”ことができる技術に惹かれましたね。実は、携帯電話とドローンはどちらも無線の装置ですし、傾きを認識するジャイロなどのいろいろなセンサーを持っていたり、位置の特定にGPSを使用するといった、技術的な共通点が結構多いんです。そこで、ドローンの新しい技術とこれまで身につけてきた技術を活かし、ドローンを活用した新たな形の社会貢献ができるのではないかと考えました。
 
VR技術を使用したドローン空撮映像の作例
VR技術を使用したドローン空撮映像の作例
鶴久 なるほど。最近では、ドローンもいろいろな場所で活躍するようになっているそうですね。
 
吉田 そうなんです。現在ドローンは空撮はもとより被災地の状況確認や測量、農薬散布の現場でも活用されています。弊社ではVR事業の1つとして、店舗向けにGoogleストリートビューの室内VR撮影を行っているんですが、最近ではドローンで360度の空撮を行い、その画像と地上のストリートビューをつなぐことで、上空から地上まで360度見渡せるインパクトのある映像の提供が可能になったんです。例えば、こちらは夏の北海道で撮影した映像です。ホームページやVRゴーグルで見ることができるんですよ。