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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ステンレスの造形美で 人々に喜びと感動を
有限会社アカサカ 代表取締役 嶋田俊章

 
プロフィール 岩手県出身。中学・高校は柔道に打ち込む。県内の工業高校を卒業後、神奈川県に移って自動車ディーラーに就職した。当初は修理工だったが、配置転換によってフロント業務に就かされたことから転職。タクシーやトラックの運転手、保険の外交員、コックなどさまざまな仕事に携わる中で金属加工業に出合い、起業を果たした。日比谷シャンティや台場の人形館など数多くの納入実績を持つ。
 
 
 
耐食性や耐候性に優れ、汚れも目立ちにくいステンレスは、さまざまな用途で用いられている。このステンレスを使ってオブジェや建築金物を製作し、大手商業施設やテーマパークにも納入実績を持つのが、有限会社アカサカの嶋田俊章代表取締役だ。ステンレスの特性を極めた嶋田社長の作品は、見映えにこだわり、強度にもこだわっている。たった1枚の図面から造形していく嶋田社長の技術力に、取引先からは厚い信頼が寄せられている。
 
 
 

ステンレスに特化した物づくり

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 ステンレス製品や建築金物の製造を手がける、アカサカさんにお邪魔しています。とても整理整頓された工場ですね。素人の私の目から見ても、作業しやすいよう配慮しておられることがわかります。
 
嶋田 元来、きれい好きな性格でしてね。道具や材料の置き場、作業スペースなどを工夫しており、小さな物から大きな物まで手がけられるようにしています。ちなみに、これはステンレスでつくった昆虫や動物のオブジェです。とんぼ、イノシシ、イルカなどさまざまなモチーフがあります。
 
杉田 ディティールにこだわっておられますね。リアルなのにかわいい!
 
嶋田 これまでに、日比谷シャンティやお台場の人形館、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、東京ディズニーランドなどにも納めた実績があるんですよ。
 
杉田 それはすごい! 物づくりにはさまざまな材料が用いられますよね。金属に特化されたきっかけは何でしょう。
 
嶋田 木工品は比較的寿命が短いですよね。それに比べ、金属は寿命が長いんです。作品を皆さんに長く見ていただこうと思ったら、寿命が長い素材のほうがいい。特にステンレスは錆びませんから耐久性が高いんです。