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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

出張撮影とイクメン推進
社会に必要な事業を創出

 
 
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矢部 そんなに少ないとは。つまり、個人の意識は高いけど、支援すべき企業側の環境や体制も整っていないと。
 
土居 そうなんです。だから、育児に積極的に参加するイクメン、また部下の育児参加に理解ある上司や経営者、イクボスの育成をサポートするサービスを始めました。まずは、個人の育児参加への意欲をより高めることが最優先課題ですね。
 
矢部 例えば、具体的にはどのようなことを?
 
土居 定期的なカウンセリングをはじめ、勉強会や講習会の開催、社内SNSの運営、企業の育児支援制度の整備などを行っています。カウンセリングは育児中で専門的な知識を持つ有資格者が同じ目線でアドバイスしてくれるんです。
 
矢部 育児に関する疑問や不安を共感したうえで、解決してもらえるのは心強いと思います。手ごたえはいかがでしょう。
 
土居 「こういうサポートをしてくれる会社を待っていた」と言ってくださる会社もありますし、育休をとっても何を手伝っていいのかわからないという男性からも喜ばれています。沐浴の講習会などもあるんですよ。
 
矢部 実践的で、すぐに役立ちそうですね!
 
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土居 やはり、個人と企業の両方の意識を変えることが大切ですからね。企業としては新しい人材の確保、そして今いる人材の定着にもつながります。国も後押ししていて、助成金が出るので企業さんの負担にもなりませんし、1社でも多く取り組んでいただきたいですね。私も全力でサポートします!
 
矢部 これからは男性の育児休暇を支援している会社がいい人材を確保してどんどん伸びていくんでしょうね。
 
土居 そうだといいですね。今後は認知されるだけではなく、実務が伴ったサービスを根付かせていきたいと思っています。いろいろな企業が集まる場所で説明したり、人材支援の会社と連携したり。押しつけではなく自発的な意識改革につながるように頑張ります。
 
矢部 お話を聞いているとパパやママ、企業にとっていいことづくめです。ぜひ、たくさんのイクメン・イクボスを育ててください。応援しています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
やりたいことを仕事にする。心がすり減ってしまうから、やりたくないことはやらないほうがいいと思います。そういうときは別の方法を考えれば、新しい別の何かにつながっていきますしね。
(土居恭平)
 

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