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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

不動産に込められた
ドラマを顧客に伝える

 

「ものよりも人」の思いをスタッフと共有

 
矢部 まるでお客さんの喜びが、若月社長の喜びに変わっていったようですね! その後、独立まではどのようなご経験を?
 
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若月 接客にも携わるようになりまして。そうすると、女性のお客様が、また次のお客様を絶え間なく紹介してくださるようになり、私は「不動産こそ女性の一生の仕事だ」と思うようになりました。そして正式に、間もなくバブルの中心になる六本木の不動産会社に就職したんです。その会社は買い入れた物件をリノベーションし、自社で販売する時代を先取りしたような事業を手がけていました。でも、私は“もの”より“人”のほうが好きなので、不動産業の中でも仲介業務を手がけたいと考えました。「仲介でビルを建てた人はいないよ」と言われましたが、それでも起業することを決断しました。
 
矢部 その決断が正解だったこというわけですね。現在、ピースオブマインドさんはスタッフも女性ばかりとお聞きしました。起業した頃から女性だけの会社だったのでしょうか。
 
若月 当初のスタッフは、紹介で入社した未経験の若い男性ばかりでした。ところが一生懸命に指導しても、2、3年経つと、開発や買取、建売等をしたいと転職してしまう。そんなときに、前の会社の社員だった若い女性が私の所で「また不動産の営業をやりたい」と入社してくれたんです。それから弊社のスタッフは女性のみで構成しています。現在は、私も含め少数精鋭で頑張っていますよ。
 
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矢部 私はいろいろな不動産会社さんにお邪魔しています。でも、経営者もスタッフも女性ばかりというのは初めてですよ。それでは、あらためて若月社長の事業に懸ける思いをお聞かせいただけますか。
 
若月 それは独立を決めた理由と同じく、「ものよりも人」で仕事をすることですね。何よりもお客様との信頼関係を大切にしています。もちろん、この思いはスタッフも含め全員で共有しています。また、スタッフとは従業員というよりパートナーという気持ちで接しています。だから私は安心して彼女たちに仕事を任せ、サポート役に徹することができるんです。
 
矢部 素晴らしい関係性だと思います。スタッフの皆さんもお客さんも、かなり長いお付き合いの方が多いとお聞きしましたよ。
 
若月 そうなんです。無論若い人もいますが、20年以上のベテランの営業や、創業時から30年も完璧な仕事をしてくれている総務・経理等。また、お客様も「おばあさまの代から」「お母様の代から」といったように、長く深いお付き合いの方が大勢いらっしゃいます。
 
 
 
 

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