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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

体に馴染む抜群の着心地上質な本格藍染作務衣
株式会社玄照堂 代表取締役 市川豊

 
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インタビュアー 時東ぁみ(タレント)
時東 本格藍染の作務衣やファッション雑貨などを作製・販売する株式会社玄照堂さん。市川社長は、どのようなきっかけで現在の事業を手がけるようになったのでしょう。
 
市川 もともと、先代の笹倉玄照と共通の友人を介して出会いまして。32歳の時に勤めていた会社が倒産し、先代を頼って玄照堂に来ました。倉庫で藍染の布を見せてもらった瞬間に布の手触りや模様の斬新さに魅せられ、そのすべてが江戸時代にできたものを再現したと聞き、感動を覚えました。以来、ここで働きながら知識を得るため、休日の土曜日には染工場や縫製工場などを訪問し、いろいろな体験をする日々。そしてある時「他社さんにない玄照堂だけの作務衣をつくってくれ」と先代に言われ、創意工夫して完成したのが現在の作務衣です。その後、52歳で2代目として事業を引き継ぎました。
 
時東 ぜひ、作務衣の特色を教えてください。
 
市川 玄照堂の作務衣は洗濯機で丸洗いが可能です。また、一年でも長く着てもらえるよう、縫製には独自のこだわりがあるほか、イージーオーダーにも対応しており、初めての方には無料で寸法直しをすることも。せっかく玄照堂作務衣に興味を持っていただいても、体型に合わないと着ていただけませんからね。やはり10年、15年と着続けていただき、“自分だけの作務衣”にすることで至福の逸品としてご満足いただきたいじゃないですか。
 
時東 それは素敵ですね。こちらの作務衣は、陶芸家など職人の方からの注文も多いとか。
 
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市川 はい。職人の方から「仕事仲間から作務衣を買うならここで、と言われた」とお聞きすることも少なくありません。お坊さんや整体師さんからもよくご購入いただきますね。もちろん、一般の方からのご注文が一番多く、地方からわざわざ来てくださる方もいらっしゃいます。放送作家や作詞家として活躍された、故・永六輔さんが玄照堂作務衣を愛用してくださっていたからだと思っています。
 
時東 今後については、どのようにお考えでしょう。
 
市川 玄照堂の布は江戸時代の手紡ぎ手織り感覚を再現しています。その生地で製作した作務衣を次代に継承していくためにも、若手の育成は重要です。まず、この仕事が好きであること、そして、買う側の身になって考えられる方に来てほしいですね。
 
時東 厳しい職人の世界を、市川社長は苦と感じず楽しんでおられて素敵だと感じました。貴重なお話をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事は“楽しむ”というよりも、必死に取り組んできました。ただ、年に350日ぐらい仕事をしていても、まったく苦にならないし、ストレスも感じないので、自然と楽しめているのだと思います。
(市川豊)
 

:: 企業情報 ::

株式会社玄照堂

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町13-32 伴野ビル3F

ホームページ
http://www.genshodo.com

 
 
 
 

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