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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人を思いやる和の心で 
子どもたちを育む保育園

 

子どもたちの姿をリアルタイムに配信

 
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名高 和ごころ保育園さんが、子どもたちに深い愛情を持って、思いやりの心を育む教育に取り組んでいることがよくわかりました。ただ、最近の保護者の中には、我が子を叱られると怒ってしまう方もいるのではないですか?
 
久富 はい。前の保育園でも、保護者の方と意見がぶつかってケンカになることが多かったんですよ(笑)。でも、それは私が一所懸命に子どもたちと向き合ってきた結果だと思っています。ある年の卒園式の日に、保護者の方のお一人が「先生にうちの子を預けることができて、本当に良かったです」と泣きながらおっしゃったことがあったんですよ。私も、自分の思いがまっすぐに届いたんだとわかって、とても嬉しくなりました。
 
名高 久富代表が誠心誠意、子どもたちや保護者の方々と向き合いながら経験してきた10年間は、本当に貴重なお時間だったんでしょうね。
 
久富 そう思います。保育士としての10年間で大勢の保護者さんと意見を交換し、信頼関係を築いてきました。今でも連絡を取り合って、大きくなった子どもの姿を教えてくださる保護者の方がいらっしゃるんですよ。それに実は、当園のマークは当時の保護者の方がつくってくださったものなんです。これまでに出会った保護者のみなさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。
 
名高 和ごころ保育園さんには、和の心を大切にする久富代表ならではの思いが満ちているとよく理解できました。その中には、保護者が安心して子どもを預けられる、独自の仕組みもあるとか。
 
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久富 当園では、子どもたちの姿を写真や動画で撮影し、LINEを使ってリアルタイムで保護者の方に配信しているんですよ。ご飯をいっぱい食べている、ちゃんとお昼寝ができているなど、当園で元気に過ごす子どもたちの様子を見ていただければ、安心して仕事や家事に専念することができると思います。これもまた、当園が少人数制のアットホームな保育園だからこそできることなんです。