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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自由な発想と高い技術で防災品や音響機器を製作
有限会社トラッド 代表取締役 松本裕多

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 防災製品を中心に音響機器など、さまざまな製品を製作なさっている有限会社トラッドさん。松本社長のご出身は、大阪府大阪市なんですね。
 
松本 生まれも育ちも生野区で、両親は縫製の商売をしていました。結婚を機に東大阪市に来ました。今では東大阪という土地が大好きですし、誇りを持っていますね。
 
狩野 東大阪市は製造業が盛んで、まさに、ものづくりの街ですものね。松本社長は昔からものをつくるのが好きだったのですか?
 
松本 そうですね。子どもの頃から興味があって、工場などで製品ができあがっていく過程を見るのが大好きでしたし、自分でやってみたいという気持ちも人一倍強かったと思います。
 
狩野 なるほど。それが今の仕事につながっているんですね。以前は八尾市でFRP松本という屋号で事業をなさっていたとうかがいました。当時は、どのようなものをつくっていたんでしょう。
 
松本 車のエアロパーツ全般です。当時はエアロパーツをつけた車はマイナス査定だったので、いかにボディに穴を開けずにつけられるかを試行錯誤しました。車が好きだったので、その苦労も楽しかったですけどね。でも、ある時期からエアロパーツはプラス査定に変わったため、メーカーがこぞって標準装備にし、オプションとしてつけるようになったんです。
 
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『「水」とまるんです。ハイ!Ⅱ』など防災品も手がける
狩野 確かに、エアロパーツは今の中古車を見てもほとんどついていますし、ついているほうがかっこいいですもんね。時代の先を行っていたというわけだ。では、1997年に新たにトラッドさんを立ち上げてからは、どのような業務になっていますか?
 
松本 当初はいすゞさんやダイハツさんからの依頼で、やはり車のパーツ製造が多かったですね。今では東大阪市の商工会議所からの紹介でさまざまな依頼や相談がくるようになりました。商工会議所では「困ったら松本さんに」という感じなので、いわゆる“何でも屋”状態です(笑)。