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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“守破離”をモットーに日本らしい庭を追求
有限会社金子園芸 代表取締役 金子峻昌

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 庭づくりや庭のお手入れを手がけておられる有限会社金子園芸さん。金子社長は6代目だとうかがいました。
 
金子 ええ。会社自体は1897年創業なので、今年2018年で121年目になります。
 
吉井 121年! 歴史を感じますよ。では金子社長はおじいさまやお父様の背中を見て育ったというわけですね。造園の勉強はどこでされたのですか?
 
金子 園芸の専門学校です。ただ、卒業後は別の造園会社に就職しました。
 
吉井 どうしてすぐに家業を継がなかったのでしょう。
 
金子 庭づくりを追求したいという思いもありましたし、いずれ経営者になる身として働く側の気持ちを体験したいと思いまして。弊社の後を継いだのは25歳のときですね。
 
吉井 お若い! 当初は大変だったのではないですか?
 
金子 そうですね。周りは年上の方ばかりでしたので多少のやりにくさはありましたよ(笑)。でも、30歳頃からはすっかり違和感もなくなりました。
 
吉井 代表への就任当初は、老舗を受け継いだプレッシャーもあったんでしょうね。
 
金子 確かに少なからずはありました。でも、先代も先々代も多くの方々に親しまれていましたので、私もずいぶんかわいがってもらいましたね。そのおかげで今があると思っています。ありがたい限りですよ。
 
吉井 金子園芸さんが、代々お客さんを大切にしてきたことがわかるエピソードですね。ちなみに園芸って、どのような方によく利用されるのでしょう。
 
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情緒溢れるさいたま市営業所の庭
金子 主に手がけているのは、一軒家のお庭です。最近は住宅事情もあって、コンパクトな庭が多いですね。あとは軽トラックの荷台にお庭をつくる軽トラガーデンなどのイベントやワークショップなどの開催にも力を入れています。
 
吉井 私も以前こけ玉づくり教室に参加したことがありますよ。とても楽しかったことを覚えています。
 
金子 弊社でもこけ玉つくりのワークショップはよく開きます。マンション住まいなどの理由で、庭を持てない方にはイベントなどを通して植物と触れ合ってもらったり、理想的な庭を見せてあげたりすることも大切な仕事だと思っています。