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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一手間のこだわりで顧客もスタッフも楽しく
株式会社RSコーポレーション/魚枡 代表取締役 橋本宏一

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 日本酒と魚の居酒屋「魚枡(うおます)」を運営する、株式会社RSコーポレーションさん。橋本社長は飲食業界でのキャリアは長いのですか?
 
橋本 はい。アルバイトも含めると、19歳の頃から飲食業界で働いています。前職では長らく大手居酒屋チェーンに勤め、複数の店舗を管理するポジションに就いていました。
 
吉井 独立のきっかけが気になりますね。
 
橋本 会社の方向性が自分に合わないと感じたからです。ただ、退職にあたってはずいぶん悩みました。私を育ててくれた会社には恩がありますし、私のことを慕ってくれる後輩や、私と一緒に働きたいからと従業員になってくれたお客様もいました。そうした人々を置き去りにして、私だけ自分の道を進んで良いのか――と。
 
吉井 前に向かって進みたいのに、それができないというジレンマに陥ったのですね。最終的にはどのような答えを?
 
橋本 勤めていた会社のフランチャイジーとなることでした。直営店とは違い、フランチャイジーのオーナーになれば、ある程度自由裁量で経営ができますし、会社に恩返しもできる。また、後輩たちには自分の頑張っている姿を示すこともできます。多額の資金が必要なのでリスクはありましたが、これが自分の進むべき道だと思いました。それから7年はフランチャイジーとして経営し、2015年に「魚枡」として再出発したんです。
 
吉井 先ほどメニューを拝見しました。お刺身の「枡盛」って豪華ですね。枡の中にこれでもかってくらい、お刺身が盛られています。
 
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橋本 お刺身は、高価な魚を仕入れればおいしく召し上がっていただけます。でも、仕入れて売るだけならこの店の存在価値がないでしょう? 右から左に流すのではなく、私たちだからこそ提供できるものをおつくりすることでお客様にも喜んでいただきたいし、私たちも喜びを感じたいのです。
 
吉井 一手間入れることで、お店の個性や工夫がお客様にも伝わりますし、働く人も仕事にやりがいを見出せますね。
 
橋本 ええ。飲食業界はハードワークである割には給与水準が低く、定着率もよくありません。水準を高めるためにしっかりと儲けたいものの、そうするには品質を下げず、より高い価値を提供する必要があります。それは容易なことではなく、チャレンジし続けるしかありません。幸せとは何か・・・そうしたジレンマを解決できる方法を見つけていきたいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人の笑顔を見ることです。お客様に「料理がおいしかった」と言っていただけることが何より嬉しいですね。そういった嬉しさが仕事の楽しみにつながっています。
(橋本宏一)
 

:: 企業情報 ::

株式会社RSコーポレーション/魚枡

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