B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

金属買取店の枠を超え事業家として大阪に貢献
池田哲男商店 代表 池田德治

 
プロフィール 大阪府出身。兄が経営する非鉄金属問屋を継ぎ、現在は問屋から各種金属スクラップを買い取るリサイクル業務へと転換。一般客でも利用しやすい店づくりを行い、地域で親しまれる存在になっている。また、大阪の再活性化を目指し、「夢の大阪アニメランド王国」構想を企画。固定観念にとらわれないアイデアと、細部まで考え抜かれた計画性で、新聞やラジオなどの各メディアからも注目を集めている。【ホームページ
 
 
 
活気ある大阪の象徴として全国に知られている、道頓堀。戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、商人の安井道頓が私財を投じてつくりあげた。それから400年以上が経過した現在。また1人の商人が大阪のために立ち上がろうとしている。池田哲男商店代表の池田德治氏だ。池田代表は、大阪の再活性化に向け、「夢の大阪アニメランド王国」構想を掲げている。壮大な夢の実現に向けて歩を進める池田代表に、熱い思いを語ってもらった。
 
 
 

創業100年の歴史には偉大な父と兄の力が

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン B-plusには2度目の登場となる、池田哲男商店さん。創業100年の歴史を持つ大阪の非鉄金属買い取り商で、お父様、お兄様と続いて、池田代表が3代目なんですね。
 
池田 池田家は代々庄屋の家系でして、父が大阪市・宗右衛門町の古物商に勤めたことが商売を始めるきっかけでした。大国町に店を構え、非鉄金属を扱うようになったのが戦前のことです。金属が国の統制下に置かれた戦時中は骨董店に商い替えもしましたが、戦後に再び非鉄金属を取り扱うようになり、1963年に池田哲男商店として開業しました。
 
タージン 会社の歩みは、池田家の歴史でもあるんですね。「池田哲男」というのは、お兄様のお名前で、その屋号を池田代表がそのまま継承されているのだとか。
 
池田 ええ、兄を慕うお得意先や同業者の方が多く、私としても名を残したい思いがありました。
 
タージン 虎は死して皮を、人は名を残すとの故事成語があります。それだけ偉大な方だったんですね。
 
池田 いつも笑顔の耐えない懐の深い兄で、ライバル会社からも信頼される人でしたね。日本の貧しい時代に商人気質を忘れなかった父と同様に、私が今でも手本とする存在なんです。