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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

培った分析技術を伝授し企業の自立を応援したい
あなりす 代表 岡田きよみ

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 2018年4月に起業された「あなりす」さん。業務内容は、化学的な分析に関するコンサルティングだそうですね。
 
岡田 はい。例えば、工業製品をつくる過程で異物混入が見つかることがありますよね。その対応にお悩みの方、異物の収集・分析装置の解析法等を知りたい方を対象としたトレーニングおよびセミナーのほか、分析部門が弱い企業への技術対応サポートなども手がけております。現在、セミナー受講者の大半は大企業の専門部署にお勤めの方なので、自社対応を望む分析部門を持たない中小企業の事業主さんなど、幅広い方々を対象にしたセミナーを年内に開くことが目標です。
 
畑山 なるほど。今は「リケジョ」なんて言葉がありますが、女性の分析コンサルタントは珍しいのでは。岡田代表のご経歴を詳しくお聞きしたいです。
 
岡田 高校卒業後、国立大の化学工学科に進学して製紙会社に就職し、X線画像用感熱フィルムなどの開発や分析を行っていました。その後は、分子分光分析のスペシャリストとして、分析装置の販売会社に転職。また、前職でのご縁から樹脂の劣化分析をテーマにした博士号を取得しています。このように、分析に関する幅広い知識を、大学での勉強と仕事での実践を通して身に着けました。
 
畑山 素晴らしいです。その後、どのようなきっかけで起業なさったのでしょう?
 
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岡田 私は、父が会社員、母が専業主婦という家庭で育ち、こうした家族のあり方や男女で線引きをしていた学校教育に疑問を感じていました。私が就職した時代は、女性は結婚すると仕事を辞めて家庭に入るという考えが主流。女性は “自立”できない存在として捉えられている一面があったのです。そんな中で私は、経済的に自立できるよう手に職をつけ、働き続けたいと強く思っていました。そして、もう一つ、“自立”への強い思いの原点は、小学生の頃に伯母から勧められて読んだ本『しいのみ学園』にあります。養護施設を題材に、人間社会を生きるうえでの“自立”の重要性について書かれており、その内容がずっと頭の中に残っていたのです。
 ですので、この事業も分析の知識と技術を活かして、いかに“自立”するかに焦点を当てています。主体的な制限を設けず、“自立”を目指す方々や企業に対して私の経験が少しでも役に立てば嬉しいですね。
 
畑山 公平な機会を得てもらうための活動というわけですね。岡田代表の、今後のご活躍に期待していますよ。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
壁をつくらず、自分のキャパを理解して熱中すること。あとは信頼できる人間関係を築ければ、仕事は楽しくなります。
(岡田きよみ)
 

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