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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族のように温かい民家のデイサービス施設
株式会社明日翔/デイサービス葵 代表取締役 安野通世

 
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インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 神奈川県横浜市保土ヶ谷区の閑静な住宅街に、民家を活用した地域密着型通所介護施設「デイサービス葵」をオープンした株式会社明日翔さん。今日は安野通世(やすのみちよ)代表取締役と、施設管理者である伊藤純二さんにお話をうかがいたいと思います。まずは、開業までの歩みを教えていただけますか。
 
安野 私はもともと介護の仕事に就きたいと考えていまして。ただ、なかなかその機会がありませんでした。このまま介護の仕事を諦めると後悔すると考え、10年前の2008年、子どもの小学校卒業を機に「今しかない」とこの業界に飛び込んだんですよ。伊藤と出会ったのは独立前に勤めていた介護施設。彼は、当時すでに介護業界歴18年の大先輩で、さまざまな仕事を教えてもらいました。そうした中で、私には大きな疑問が湧き上がるようになったんです。
 
矢部 介護という仕事への疑問ですか?
 
安野 ええ。私たちはその頃、特別養護老人ホーム、グループホーム、そしてデイサービス施設を経営する業界では大手の法人で働いていました。ただ、トイレや食事の時間が厳しく決められていたり、組織のしがらみがあったりして、本当に利用者様のためになることができずもどかしさを感じるようになっていたんです。やがて独立を考え始め、地域や利用者様からの信頼も厚い伊藤を3年かけて誘いました。ようやく当施設を開業したのが2017年12月です。
 
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矢部 それでは、安野社長が理想とする施設とはどのようなものかお聞かせください。
 
安野 デイサービス施設の職員が、利用者様のご家族とまったく同じように接することは、現実として難しい面があります。でも、私たちが大切にしているのは「家族の次に近い他人」であること。何かあったら遠慮なくお電話をいただければ、可能な限りご自宅へもお手伝いに駆け付けるなど、小さい声にもしっかりお応えしていくのが当施設の強みなんですよ。