
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
山口 社会人になってから最初に就職したボディコーティング専門会社で培いました。その会社ではさまざまなディーラー様の車の手入れをし、特にコーティング前にはボディの不純物や傷を取り除く“磨き”をしていました。これがいわゆる職人の技術であり、車のメンテナンスのクオリティを決定する重要な過程なのです。表面の何ミクロンかだけを研磨することによって、車についた傷や汚れを除去します。
八木 非常に繊細な技術ですね! しかし、その作業があってこそ、コーティングの仕上がりもガラリと変わってくるのでしょう。
山口 そのとおりです。磨きで差がでる仕事なので、技術に対するこだわりは人一倍持っていますよ。中古車をオークションに出品するときにも外装の評価点というものがあり、傷の有無で価格が大きく変わってきます。しているか、していないかで数万円〜数十万近く変動があるんです。

山口 車は立派な資産ですし、車好きの人だと3~4年で買い替える人も少なくありません。その間に傷ができてしまっていたりすると、売るときの車の価値がかなり下がってしまいます。その価値を少しでも維持・向上させるのが弊社の仕事です。
八木 高く売ることができれば、新しく車を買い替えるときの資金にもなりますしね。他にも、SMARTさんで行っているサービスがあれば教えてください。