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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。大阪府立大学工学部船舶工学科(現・海洋システム工学科)を卒業後、広告代理店に入社。結婚を機に専業主婦となり、3児の母として多忙な日々を過ごす。2006年、父親が創業したディンク(株)に入社し、2013年に代表取締役社長に就任した。母校の大阪府立大学との連携による技術開発を実施し、東南アジア等への排水処理システムの販路拡大も視野に入れ、社内の意識改革、組織改革に取り組んでいる。【ホームページ
 
 
 
「段ボール工場の排水処理に関しては、他のどんな大手企業にも技術やノウハウで負けない」。そう熱く語るのは、ディンク株式会社の礒部薫代表取締役社長。その言葉通り、従業員12名という規模でありながら、これまでに全国約340ヶ所の工場へ自社製品を納入してきた。そして、創業25周年という節目を迎える2018年も、さらなるサービスの拡充を目指している。段ボール工場の排水処理に誇りを持って取り組む礒部社長に話をうかがった。
 
 
 

社員や関係者、家族の支えがあって25周年

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 インキの製造販売と、段ボール工場向けの排水処理設備の設計・施工などを手がけるディンクさん。B-plusには、2017年2月以来、約1年ぶりのご登場となります。今年2018年は、会社設立25年という節目を迎えるそうですね。
 
礒部 2018年11月で25周年になります。5年前に代表取締役社長に就任した当時は、インキや排水処理の知識について素人同然の私で大丈夫なのかと不安でしたが、社員やお取引先の方々、そして家族の支えもあり、無事に会社を存続させることができて、今年25周年という節目を迎えられることになりそうです。
 
八木 前回の記事によりますと、大阪府立大学卒業後は広告業界で働いたり、専業主婦をしていたりしたそうですね。
 
礒部 ええ、父の会社と自分の人生が、どこかでつながるなんてことは、これっぽっちも考えていませんでした。でも、会社が成長し、社員も増えてくると、父の代で会社をたたむわけにもいかなくなりましてね。専業主婦だった私に、会社を継ぐという、とんでもなく大きな転機がおとずれることになりました。大学時代に船舶工学科で水質に関する勉強をしていたことも何だか不思議な縁ですよね。今思えば、この会社を継ぐ運命だったのかな、なんて思うこともあります。