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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもに健康な未来を 
地域医療を支える小児科

 

小児科医として、地元である生駒市に貢献

 
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明るい雰囲気の待合室。絵本のバラエティも豊か
八木 では、竹綱院長のこれまでの歩みをおうかがいします。医療の道、中でも小児科を選ばれた理由をお聞かせください。
 
竹綱 実は私の祖父が小児科の開業医だったんです。小さい頃からその姿を見ていたので自然と小児科医を志していました。それで愛知県の大学を卒業後、大学病院の小児科に入局し、約10年間、臨床医として小児科で経験を積みました。
 
八木 それだけのキャリアを積みながら、大学病院を離れて地元の生駒市に戻られたのは、なぜでしょうか?
 
竹綱 地元に貢献したいという意識は絶えず持っていたんです。その中で、ご縁があって、二次医療機関の小児科の立ち上げに携わりました。立ち上げ当時は、それまで地域に三次医療機関しかなかったため、多くの方からとても喜んでいただけたかと思います。その経験から、「大学病院という大きな立場からではなく、もっと地域に寄り添った医療を行いたい」「いつも自分を支えてくれる人たちのために、何か自分にできることをしたい」との思いが強くなり、地元での開院を意識するようになったんです。
 
八木 大学病院でしっかりと経験を積まれた先生が開院してくれたのだから、地域の人も嬉しいでしょうね。大学病院時代と比べ、クリニックでは患者さんとの関わり方も変わったのでは?
 
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竹綱 患者様一人ひとりと向き合える時間を多く取れるようになりましたね。小児科では患者であるお子さんに加え、親御さんとの対話も重要なので、じっくりと向き合う時間を取れるのは医師としてもありがたいです。また、病状や薬の説明時には、よりわかりやすい説明を心がけるようになりました。
 
八木 患者さんに、より親身な治療を行うようになったんですね。空間の雰囲気だけでなく、竹綱院長ご自身もとても親しみやすくて、素晴らしいクリニックだと思います。
 
竹綱 ありがとうございます。もちろん、親しみやすさだけでなく、診察は日々、真剣です。患者様には医療のプロフェッショナルとして頼りにしていただけたらと思います。