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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

訪問診療とリハビリで
地域の健康維持に貢献

 

メスを置き、予防医療から患者の健康を守る

 
杉田 山中院長はドクター歴が30年近いと聞きます。そもそも、なぜ脳神経外科を選ばれたのですか?
 
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山中 未知の領域が多い「脳」という分野に関心を持ったからです。あとは、個人的に格好いい分野というイメージもありました(笑)。そこで医大を卒業後、1990年に大阪大学医学部脳神経外科学教室に入局。特に脳血管障害を得意分野として外科手術や再発予防治療を中心に、昼夜を問わず働いてきました。2004年からは独立行政法人国立病院機構大阪医療センター脳神経外科医長を11年間務めました。この時期に、他の領域のドクターや介護分野の方との横のつながりをつくることができましたね。
 
杉田 そのつながりで、今も強力な医療ネットワークが構築できているんですね。でも、それだけ立派なキャリアをお持ちで、なぜ独立、開院の道を選ばれたのでしょうか?
 
山中 脳卒中をはじめとする脳疾患には、急性期、回復期、維持期という3つの段階があります。そのうち、私は外科医として主に急性期の患者さんを診てきました。でも、せっかく治っても再発してまた来院される患者さんが少なからずいらっしゃるんです。
 
杉田 私も母を介護していた際、病気の再発が一番心配でした。なぜ治した病気が再発するんでしょうか?
 
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充実のリハビリ設備がそろう居心地のいい空間
山中 脳卒中専門の開業医が少ないことや、回復期、維持期で十分なケアが行き届いていないことが、大きな理由かもしれません。病院はベッド数にも限りがあるため、回復期、維持期の入院期間は約半年が精一杯。また、ドクターが退院した患者さんに目を行き届かせることも難しいですよね。そのため、血圧管理といった健康維持も患者さんの自己判断による部分が大きくなり、結果、再発を招いてしまうことがあるんです。だから、再発予防治療の面から患者さんの健康を支えたいと考えました。また、脳卒中により損傷した脳神経を手術によって機能改善させることは難しく、リハビリテーションによる機能訓練でしか回復を見込めないこと、そして、回復期リハビリテーションは効果があるものの、限られた時間しか入院することができず、退院後の脳卒中リハビリテーションを行える場所が少ない現状を知ったことも、開院のきっかけになりました。
 
杉田 山中院長はメスを置き、より患者さんに近い存在になられたのですね。でも、さすが専門医ご出身なだけあって、とても充実した設備ですよね。私も多くのクリニック、リハビリ施設を見てきましたが、これだけ広いスペースで専門的なところは珍しいです。壁一面にペイントされた海と砂浜も、開放感があって素敵ですね! リハビリに力を入れていらっしゃることが、とても伝わってきますよ。
 
 
 
 

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