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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 神奈川県茅ヶ崎市でホウレンソウや小松菜、春菊などを栽培する農業生産法人の株式会社大竹農園さん。大竹社長は、どのようなご経験を経て農業を始めることになったのでしょうか。
 
大竹 私はもともと農家の生まれでして。跡継ぎとして育てられ、農業高校から農業大学校に進学し、22歳で実家に就農したんです。しかし、野菜をつくれば売れた時代は終わりました。今の時代に合わせた新しい農業を始めるため、10年後に独立したんです。2013年に法人化、翌年には農業生産法人の認可も下り、2018年現在は20名以上のスタッフやパートさんと共に汗を流しています。
 
杉田 では、大竹社長は農業一筋の方なんですね。そういう農家さんはとても少なくなってしまいました。大竹社長のご活躍には、大いに期待したいですよ。事業内容についても、あらためて教えてください。
 
大竹 当農園は5haの耕作面積を持ち、うち1haは再生中、残りの耕作地でホウレンソウや小松菜、春菊、水菜などを栽培しています。特長としては安全性と付加価値を高めるため、自家製の堆肥で土づくりから始め、減農薬栽培にも力を入れていることが挙げられますね。また、耕作放棄地の再生にも取り組んでいるんですよ。放置され荒れてしまった農地を積極的に引き継いで再生し、規模を拡大しています。
 
杉田 茅ヶ崎に限らず、全国的に放棄される農地は増えているようですね。
 
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大竹農園では小松菜など、様々な葉野菜を生産
大竹 そうなんです。現在、農業に従事する人の平均年齢は67歳と言われていて、しかも農業人口は5年後に今の7割、10年後には5割になってしまうと予測されています。この高齢化と農家の減少に伴って、誰も手入れをしない農地がどんどん増えているんですよ。
 
杉田 人が生きていくために、農地は必要ですよ。大竹社長が、人間の暮らしを支える農地を次の世代へと引き継ぐ事業に力を注いでいるのは心強いですね。再生した農地では、どのような作物を育てていらっしゃるのでしょうか。
 
大竹 例えば、数年前から畑以外に田んぼの耕作放棄地再生も始めまして、飯米の他、酒米も育てるようになりました。茅ヶ崎で酒米をつくっているのは当農園だけなんです。
 
 
 
 

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