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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

優れた燃料のLPガスで 
地域の生活を支え続ける

 

災害時にも活躍するLPガス

 
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4代にわたってお茶の販売もしている
杉田 私の住んでいる地域は都市ガスを使用しています。今はちょうど、戦後に敷設されたガス管が老朽化して交換期を迎えているらしく、街中あちこちで工事をしていますね。そのせいで道路はどこもかしこも渋滞しています。隣町はLPガスを使用している地域だから、渋滞知らずでうらやましいですよ。
 
熊坂 都市ガスは地中にガス管が埋設されているから、どうしてもそのような事態が発生しますよね。先の東日本大震災の折にも、破損したガス管が復旧するのに相当な期間がかかりました。LPガスは個別供給ですから配管の長さも短く、災害時の復旧がスピーディに行えるのが特長です。簡易ガスを除けば大規模な道路工事を必要としないので自治体の許可もいらず、安価に、迅速に設置可能なんですよ。
 
杉田 災害時の炊き出しでLPガスが使われているのを見たことがあります。それにはそういう理由があったんですね。
 
熊坂 はい。一般家庭で用いられるLPガスの容器は20kgから50kgですが、バスケットボールくらいの大きさの、2kgの容器もあります。これなら持ち運びも簡単ですし、ゴムホースとコンロがあればすぐに使用できる。杉田さんのおっしゃる通り、災害時の避難所などでは現場に合った大きさのガス容器が設置できるので重宝されます。最近はLPガスを燃料とする発電機もありまして、ガソリンを燃料とする発電機に比べて排ガスが少なく、クリーンなのが特徴ですね。また、ガソリンは長期間放置すると劣化して機械を傷めるのに対し、LPガスは劣化しませんから長期保存にも適しています。近隣自治体でも非常用電源として導入され始めていますよ。
 
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杉田 LPガスって都市ガスよりも劣っているイメージがありました。同様のイメージをお持ちの方って多いと思います。でもお話をうかがって、非常に優れた燃料だということがわかってきました。危険性は都市ガスと比べてどうなのかしら?
 
熊坂 ガスコンロや給湯器などの器具は日々進化していて、立ち消えや消し忘れを察知すると供給が止まる仕組みになっていますし、大きな地震が起きたときやガス漏れなどでもメーターでガスを遮断する安全装置が働きます。都市ガスと比べてもリスクの面で大差ありません。しかも、LPガスはもともと無色無臭なため、漏れた場合に備えてわざと嫌な臭いを混入していますので、異常を感知しやすいんです。
 
 
 
 

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