B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 東京都江戸川区で訪問介護・居宅介護支援を手がけるパルケアサービス株式会社さん。高齢者向けシェアハウス「輝く杜」も運営されているとお聞きしました。高齢者向けシェアハウスとは、耳にしたことがありません。どのような施設なのでしょう。
 
藤岡 輝く杜は、全5室のこぢんまりとしたシェアハウスです。ご家族との同居が困難な方や、身寄りがない方、あるいは生活に不安がある、要介護や障害の認定を受けているといった高齢者を対象に、スタッフが24時間常駐し、見守りからお看取りまで家族のようなサポートをご提供しています。また、弁護士法人と提携した後見人サービスもご利用いただけるんですよ。ただ、後見人というと、「お堅い」「敷居が高い」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。なので、最近は民事信託でのサービスも視野にいれて、弁護士との打ち合わせもしています。経費の面でも利用しやすいかと思います。
 
川上 なるほど。全5室とは、入居者同士の距離感も近まるでしょうし、家族のような生活ができそうです。お部屋は全て個室なのでしょうか。
 
藤岡 はい、個室です。ですからプライバシーを確保することもできますね。
 
川上 プライベートな空間があって、しかも、同居者やスタッフの皆さんとのつながりも持てる。これは理想的な高齢者施設ですね。藤岡社長がこういった密なサービスを思いついたいきさつが気になります。
 
glay-s1top.jpg
藤岡 高齢者向けには様々な施設がありますよね。実は、そのどれにも求めているサービスがない方も多いんですよ。例えば、特養施設や有料老人ホームに入所した後に身体の状態が悪くなったとします。中には終末期のケアはしないと断られ、次の施設を探したり、病院を探してもなかなか入院できなかったりして、行き場をなくして相談に見える方もおられるんです。一度病院に入院すると、退院した後に同じ施設に戻れるケースは少ない。そのため、いくつもの施設をたらい回しになってしまうことも。また、独居高齢者のご家族が通いで介護をしたくても、24時間というわけにはいきませんよね。輝く杜は、そのような方々の支援をするために立ち上げました。私は、働き盛りの方が介護で仕事に支障をきたしているのを、現場で多く見てきました。一緒に寄り添い介護することで、ご家族の仕事に、できる限り影響が出ないようにしたいですね。利用者やご家族など、介護に関わる全ての方が充実して、自然と笑顔になる空間にしていきたいと思っています。