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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新たな通信網の仕組みと 
人が中心のIoTを提唱

 

新しいIoTの形を構築したい

 
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IoTと“人をつなぐ”社会の実現を目指している
三浦 フリーのWi-Fiエリアが増えていくようなイメージでしょうか。
 
森田 そうですね。ただ、Wi-Fiだと電波の届く範囲はせいぜい十数メートルです。弊社が開発したLPWAステーションは1~3kmほど電波が飛びます。しかもステーション自体が「基地局」ですから、各家庭にステーションが設置されれば、広域のネットワークができあがるんですよ。
 
三浦 それは便利そうですね。でも、基地局を設置するには、通信事業者としての免許が必要なはず。だから、新規業者は参入しにくいと聞いたことがあります。
 
森田 LPWAは“ローパワー”ですから、電波法に抵触しません。だから免許は不要で、誰もが基地局を持てるんですよ。
 
三浦 では、もしもWi-Fiルータ並みにLPWAステーションが普及したら、既存の通信キャリアはいらないってことになりますよね。それって既存のキャリアにとっては困るのでは?

森田 実はある通信キャリアからは「うちも参入するよ」と言われているんです。大手が参入してきたら、弊社などひとたまりもない。「これは撤退するしかないか」と諦めかけていたところ、あることに気付きました。大手がしたいのはLPWAを使ってIoTを行うこと。例えば、電力計やガスメーターなどの情報を収集することです。
 
三浦 IoTって最近よく耳にしますね。何の略語でしたっけ?
 
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森田 Internet of Things(インターネットオブシングス)、訳すなら「物のインターネット」。パソコンやスマートフォンなどのIT機器以外の様々な物を、インターネットに接続することを意味します。
 
三浦 ああ、外出先からエアコンや照明をつけたり、自宅の様子を確認したりできるなど、様々な用途があるそうですね。
 
森田 はい。ただし弊社では、“物”ではなく“者”のインターネット、つまり“人をつなぐIoT”を考えているんです。そこが大手企業と視点が異なる部分です。例えば認知症の方を見守る端末も、応用すれば子どもの見守りや、逃走したペットの捕獲などにも利用できます。ソーシャル・エリア・ネットワークを使い、通信キャリアに頼ることなく地域社会や様々なコミュニティで独自にネットワークを構築し、その中で人とインターネットをつなぐ。その中から新たなサービスが生まれるような社会を、弊社は目指しています。
 
三浦 お話を聞くほどに、医療・介護の重要性が高まるこれからの社会に必要とされるものを、御社が目指していることがわかりました。
 
森田 ありがとうございます。これまでにないイノベーションを起こし、皆さんの生活と世の中を豊かにしていけるように頑張りたいと思います!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
様々な基準や法律をクリアするために徹底して改良を行い、イメージしていたことが形になったときの達成感は最高です。大手企業ができないような発想を実現して、たくさんの人たちをアッと驚かせることが楽しみです。
(森田高明)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ソーシャルエリアネットワークス
■ 本社 〒155-0032 東京都世田谷区代沢4-27-8 クウェストスクエア代沢1F
■ 事業内容 ネットワークサーバーの提供
■ 設立 平成28年12月
■ ホームページ http://socan.co.jp/
 
 
 
 

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